【時流】
米国大統領・貿易赤字削減・日本に迫る(9月8日)
日本と米国は先月、新たな通商協議を始めたが、意見の隔たりがあって進展していない。
トランプ大統領は7日、記者団に対し、日本との今後の協議に意欲を示した上で「(日本との貿易について)合意しないと大変な問題になると、日本も知っている」と述べ、貿易赤字の削減につながる具体的な対応を日本に迫った。
トランプ大統領としては、米国に輸入される日本車に高い関税をかける措置をちらつかせ、日本に農作物の市場開放などを迫ったものと見られる。
日米の貿易問題をめぐって、トランプ大統領は米国の有力紙の取材に対しても貿易赤字を問題視する発言をして、日本への圧力を強めている。
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