【時流】
安倍総理大臣「米韓合同軍事演習中止」言及に理解を示す(6月16日)
安倍総理大臣は民放に出演し、米朝首脳会談について「相互不信の殻に閉じこもっていてはならない。その殻を打ち破った。キムジョンウン朝鮮労働党委員長は完全な非核化を書面で約束した。まずは非核化に向けた土台をつくることができた。」と述べ評価した。
その上でトランプ大統領が米韓合同軍事演習の中止に言及したことについて「信頼を醸成するための善意だ」と理解を示し、「北朝鮮が迅速に対応するかが極めて重大だ」と指摘した。
北朝鮮国営の対外向けラジオが「拉致問題はすでに解決された」と従来の主張を繰り返した拉致問題について、安倍総理大臣は「北朝鮮側が知っていることをきれいさっぱり話し、すべての拉致被害者を日本に帰国させた時にこの問題は解決する。そのためにはキム委員長の大きな決断が求められる。日本も米国がスタートしたように信頼関係を醸成していきたい」と述べた。
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