【時流】
米朝首脳会談に向け調整進む(5月12日)
場所と日程が決まった史上初の米朝首脳会談について、米国のポンペイオ国務長官がさきほど記者会見し、北朝鮮の対応次第では見返りを与える考えを示して核の放棄を迫った。
ポンペイオ国務長官は先に行われた北朝鮮・金正恩党委員長との会談について「実質的な話し合いをした。米朝の首脳双方が会談の望ましい結果について意識を共有している自信がある」と話した。
会場となるシンガポールは米国とも北朝鮮とも国交があり中立的と言える国だ。
シンガポール・リーシェンロン首相はトランプ大統領と電話で会談し「歴史的で重要な会談になるだろう。スムーズに行われ成功するよう最大限努力する」とメッセージを出した。
5月22日には米韓首脳会談、6月8日、9日にはカナダでG7・主要7カ国首脳会談が開かれる。
一連の会議では米朝首脳会談での議題について関係各国の間で調整が行われるとみられている。
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