【時流】
あすから日米首脳会談「北朝鮮」「貿易」協議へ(4月17日)
日米首脳会談が米国であすから行われる。安倍首相は北朝鮮の非核化に向け、緊密な連携を確認する考えで拉致問題の解決、北朝鮮に強く働きかけるよう要請することにしている。
一方、トランプ大統領は、秋の中間選挙もにらんで日本との貿易赤字を問題視する発言を繰り返していて、通商問題で厳しい姿勢も予想されている。
今回の会談で重視されるのは北朝鮮問題、貿易問題が主な議題になる。貿易赤字の削減を重視するトランプ大統領に対し、安倍総理は貿易、投資などを協議する対話の枠組みの新設を提案する。
政府としてはFTA交渉は避けたい考えだが、トランプ大統領は通商問題では日本に厳しい姿勢も予想できる。
通商問題では安倍総理に厳しい態度に迫る可能性が高いとみられる。
北朝鮮問題では、米国にとっての最大の目標は核とICBMの脅威を取り除く事であり、日米間で温度差があることはいなめず、トランプ政権の対処方針が定まっていないのが実情である。
戻る