【時流】
米朝会談に初めて言及・北朝鮮再び米国を非難(3月15日)
トランプ大統領が「制裁の結果」とした5月までに行われる見通しの米朝首脳会談について、北朝鮮は12日、対外宣伝サイトで「北朝鮮に負けた米日があがいている」と反論した。
一方、北朝鮮との対話の流れが進むなか、日本政府も安倍首相と北朝鮮・金正恩党委員長による日朝首脳会談の開催を模索していることが分かった。
実現すれば小泉政権以来となる。北朝鮮は米朝対話について対外宣伝サイト「わが民族同士」で言及した。
拉致被害者・蓮池薫は先月「平壌宣言に到達するには核ミサイル拉致すべてを解決しなければならない」と語り、日朝首脳会談を行う際には核開発、軍事転用にならない支援を条件にすれば、北朝鮮が拉致問題解決などの交渉に乗ってくる可能性が高いとみている。
「トランプ大統領と決裂になると軍事オプションしかない。米朝会談が開かれないとなると日朝会談も開かれない」とのネガテブな見方も出ている。
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