【時流】
TPP・11か国・発効に向け署名の見通し(1月24日)
TPP環太平洋パートナーシップ協定だが、米国を除く11か国で発効に向けて署名にこぎつけられる見通しになった。
参加11か国は3月8日にチリで署名式の開催を目指すことで一致した。
米国・トランプ大統領がTPP離脱の大統領令に署名して今日で1年。参加11か国はきのうから首席交渉官会合を開いた。
結果、米国の離脱で実施を先送りする凍結項目を計22項目とすることで折り合った。
正式合意に難色を示していたカナダも事実上要求を取り下げ協定の条文を確定させる作業を終えた。
茂木経済再生相は「我が国にとってもアジア太平洋地域の将来にとっても画期的なこと。米国にも重要性を改めて説明し復帰してくれることを期待」とコメントした。
署名後に協定の国会承認を求める議案と関連法案を今の通常国会に提出する考えを示した。
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