【時流】
米国・トランプ大統領・国家安全保障戦略発表(12月19日)
米国の国家安全保障戦略は、その時の政権が定期的に作成し議会に提出している。
国の安全保障上の課題を指摘したうえで政権として方針を記していて政権の外交・安全保障の基礎となるものである。
NSC(国家安全保障会議)が起草して、その後、大統領が策定するもので、この戦略をもとに国家防衛戦略などをつくる。
取り組むべき柱としてトランプ大統領が4つ掲げた:1・国土と国民の防衛。2・米国の繁栄促進。3・力による平和の追求。4・米国の影響力の拡大。
また、 米国が直面する重大な脅威として次の事をあげている。
1、ウクライナのクリミア半島を力で併合したロシア。2、南シナ海で軍事拠点を建設する中国。3、核、ミサイル開発のテロを支援する北朝鮮やシンガポール過激派組織IS(イスラミックステート)などであり、国境を超えた脅威としている。
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