【時流】
国連・安全保障理事会・“エルサレム地位変更は無効”米国が拒否権行使(12月19日)
米国・トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めると宣言した件で、パレスチナ、イスラム諸国で反発が広がる。
国連・安保理はエルサレムの地位変更は無効、撤回されるべきだとするエジプトが提出した決議案を採決した。
エジプト・アブラタ国連大使は「エルサレムの地位はパレスチナとイスラエルの平和的な交渉で最終的に決めるべきで一方的な変更は違法」。15の理事国のうち14か国が賛成も米国が拒否権を行使、決議案は否決された。
米国・ヘイリー国連大使は「トランプ大統領の宣言はエルサレムの最終的地位を決めるものではない」と強調した上で「米国には大使館をどこに置くのか決める主権がある」と反論した。
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