米国・ティラーソン国務長官は15日、テレビ局の番組に相次いで出演し、トランプ大統領が今月ツイッターに“北朝鮮との交渉の試みは時間のむだだ”と投稿したことについて真意を問われ“大統領は、キムジョンウンとその政権に、軍事的選択肢を使う用意があると伝えたいのだと思う”と説明した。 そのうえで“大統領は私に外交を通じて問題を解決したいとも明確に示して、戦争は求めていない。 外交努力は最初の爆弾が投下されるまで続く”と述べた。 ティラーソン国務長官としては、軍事的選択肢を検討していることを強調しながらも、外交重視の姿勢を示し、北朝鮮に対し、核ミサイル開発の放棄に転じるよう強く促す狙いと見られる。