【時流】
米国農業団体・商務長官に貿易問題に関する意見書送る(7月12日)
米国の安全保障の脅威を理由にトランプ大統領は鉄鋼などの輸入を制限する異例の措置を検討している。
これについて米国の18の農業団体は貿易相手国から報復を受けて、輸出に依存している農業に打撃を受けるとして、貿易戦争を引き起こさないように求める書簡をロス商務長官に送った。
トランプ大統領は中国など外国からの安い鉄鋼製品の輸入を批判し、安全保障への脅威を理由に関税の引き上げなど鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する異例の措置の発動を検討している。
最大の標的となる中国、日本、ヨーロッパから慎重な対応を求める声が出ている。米国の18の農業団体が11日、ロス商務長官に連盟で“措置を発動した場合「貿易相手国から報復の可能性が現実的になっている」として、輸出に依存している米国農業に深刻な打撃を与える可能性がある”とする書簡を連名で送った。
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