【時流】
米韓軍事演習・縮小の議論浮上(6月19日)
現在の外交安全保障分野の課題は米韓首脳会談で北朝鮮政策について上手く調整できるかどうか文正仁外交安保特別補佐官が米韓合同軍事演習縮小の可能性を発言したがそれについて今後、様々な影響が出そうだ。
これについて米国国務省・エドワーズ東アジア太平洋担当報道官はボイスオブアメリカで特別補佐官の個人的な見解で韓国政府の政策を反映したものではないと理解していると述べ、アダムス報道官も米韓合同軍事演習は警戒態勢を強化し朝鮮半島の安定を維持ためのものだと強調した。
韓国大統領府の関係者も特別補佐官の発言は大統領府と事前に話し合った内容ではないと述べている。
しかし今月8日、トランプ大統領が国務長官と国防長官を呼び韓国へのTHAAD配備に強硬な立場を示したことから米国では韓国との政策調整について懸念の声が出ていることは明らかなようだ。これを払拭し北朝鮮の核問題を解決するため米国の確固たる協力を確認できるのか、この会談に注目が集まっている。
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