【時流】
トランプ大統領・パリ協定から離脱(6月1日)
トランプ大統領は、「パリ協定に関する決定を木曜午後3時にホワイトハウスのローズガーデンにて発表する予定です。再び偉大な米国を作ろう!」と、ツイッターで表明した。
トランプ大統領が地球温暖化対策の国際的な枠組みである、パリ協定から離脱する考えの様に感じられる。
先週イタリアで開かれたG7サミットでトランプ大統領はパリ協定について自然環境は重要としながら温暖化対策は雇用創出に影響するとして、支持表明せず他の参加国が協定に留まるよう求めた。
中国に次いで温室効果ガスの排出量が多い米国が離脱すれば世界的な温暖化対策の遅れは確実な情勢となる。
トランプ大統領は今、国内ではロシアゲート事件で追い込まれている。そうした背景で「雇用創出」を前面に出そうとしている。
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