【時流】
米ロ首脳会談・「北朝鮮やシリア」が話し合われる(5月3日)
米ロ両首脳は2日、電話で会談し、核やミサイル開発を加速させる北朝鮮や内戦が続くシリアへの対応をめぐって意見を交わした。
ロシア大統領府によると北朝鮮情勢について“プーチン大統領はトランプ大統領に対し緊張を高める行動は自制するよう呼びかけたうえで両首脳は問題の解決に向けて外交面で協力することで合意した”と伝えた。
またホワイトハウスによるとシリア情勢では“平和的な解決に向けて取り組むことが必要だという認識で一致しテロ対策での協力についても話し合った”と伝えた。
今回の会談についてホワイトハウスは“とても良いやり取りだった”とする一方、ロシア大統領府も“実務的で建設的だった”として双方が前向きに評価している。
米ロ両首脳は7月にドイツのハンブルクで開かれるG20サミットに合わせて首脳会談を実施する方向で調整を行うことでも一致した。
北朝鮮問題やシリアへの対応を米ロ首脳が、意見を交わすことは重要な事であり、それが継続されてゆくことを期待したい。
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