【時流】
北朝鮮の動向・15日の太陽節に関心集まる(4月13日)
4月15日は故金日成主席の誕生日を祝う太陽節になる。外国人記者にパレードの練習や刺繍作業など太陽節への準備を行う様子が公開された。
朝鮮中央テレビでは最高人民会議の結果が紹介されたが核ミサイルや金正恩朝鮮労働党委員長のコメントは報道されていない。
米海軍原子力空母「カールビンソン」は、朝鮮半島に近づいている。「空母より強力な潜水艦を持っている」と強気発言をしたトランプ大統領は昨日、中国・習近平国家主席と電話で会談し北朝鮮への圧力を要求したが、中国側は「平和的解決を望む」と米国をけん制した。
太陽節は北朝鮮が一番力を入れている行事で、最高人民会議は主に内政の問題について討議するため、金正恩が演説することはないという。
そもそもこの会議に出ることがまれな上、不気味なのは最近になって金正恩委員長、それに中国の習近平主席があまり発言していない事である。
北朝鮮は盛んに米国が攻めてくれば核で報復するといっているが、裏を返せば米国に“攻撃しないでくれ”とアピールしている様にも見える。
緊張が高まる今週末15日をひかえて、北朝鮮の動向に関心が集まっている。
戻る