【時流】
ティラーソン国務長官・ロシアに入る(4月12日)
米国・ティラーソン国務長官がロシアに到着した。12日からの協議の前に緊張が高まっている。長官はシリアの反政府勢力が支配する町に対し先週、化学兵器を使用したアサド政権への支援を止めるようプーチン大統領に求めている。
長官はG7外相会合のイタリアからロシアに入ったが、G7諸国は英国が求めたシリアとロシアの新たな制裁を拒んだ。
プーチン大統領は18日、イタリア大統領と会見していることから米国と建設的協力を望んでいるのは間違いないが、一方米国と反政府勢力がさらなる攻撃を計画していると非難し対決の危険も口にした。
米国がシリアへのミサイル攻撃を敢行した直後の米ロの直接会談だけに注目される。
戻る