【時流】
※2022年6月、更新を終了しています
「骨太の方針」原案に明記“社会保障・給付負担のあり方・来年夏にとりまとめ” (6月6日)
今年の経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」の原案に、政府は社会保障制度をめぐって給付と負担のあり方を含めた総合的政策を来年夏にとりまとめる方針を明記した。
年金や介護の分野については、必要な法改正も視野に年末までに結論を得るとしている。議論にあたっては負担能力や世代間のバランスを考慮するとし、所得の多い高齢者らにいっそうの自己負担を求める方向性を示唆した。 働いて一定の収入がある60歳以上の年金を減らす在職老齢年金を見直す方針も掲げる。...
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「骨太の方針」の原案・消費増税方針を堅持も経済対策にも(6月5日)
政府の骨太の方針の原案が明らかになり、10月に消費税率を10%に引き上げる方針を明記する。
ポイント還元やプレミアム付き商品券の販売、軽減税率制度の導入など、税率引き上げ後の需要変動を平準化するための措置を着実に盛り込んでいる。 一方、米国と中国の貿易摩擦が激しさを増す中、景気下振れリスクが顕在化した場合には機動的なマクロ経済政策をちゅうちょなく実行すると明記し、今後の海外経済の動向によっては追加の経済対策を講じる可能性に含みを持たせている。...
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中国・天安門事件から30年・民主化・言論の自由はい今(6月4日)
30年前、学生や市民が求めた民主化や言論の自由などはどうなったのだろうか。その現状を取材した。
北京の学生街の一角にある書店。一見普通の本屋に見えるが、書棚には「民主」「自由」の文字。中国共産党の理念とは大きく異なる欧米の民主主義や自由思想の本が多く並んでいる。 経営者は30年前のちにノーベル平和賞を受賞した中国の民主化運動の象徴、劉暁波とともに民主化と自由を訴えた。 事件後、大学の講師の職を追われ、1年半余りにわたって投獄された。...
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自民党・国民の「幸福度」指標として活用(6月3日)
国民が豊かさを実感できる政策を実現するため、自民党作業チームは経済指標だけでなく、分野ごとに国民の「幸福度」を調べて、指標として活用するよう政府に求めることになった。
幸福度を高めるため、働き方改革を推進するなど、政策に反映させるよう求めている。 政府が今月決定するいわゆる「骨太の方針」に提言を盛り込むよう働きかけていくことにしている。 中国・南シナ海軍事拠点化・日米オーストラリアが連携して対抗の方針(6月2日)
アジア安全保障会議に出席するためシンガポールを訪れている岩屋防衛大臣は昨夜、米国・シャナハン国防長官代行、オーストラリア・レイノルズ国防相と会談した。
3人は中国が南シナ海に軍事拠点化の動きを強め、東シナ海への海洋進出を活発化させていることへの懸念を共有した。 そのうえで、自衛隊、米国軍、オーストラリア軍が参加する共同訓練を高度化し、さまざまな事態に対応できるようにすることで一方的な現状変更の試みに対抗していく方針を確認するとともに、宇宙、サイバー分野でも協力を強化することで一致した。 「時流」内の検索 |