※2022年6月、更新を終了しています
米国政府高官・米国軍駐留経費・“日本の負担増を”(1月25日)
米国国務省で東アジア政策を統括するスティルウェル次官補は24日の講演で、「トランプ大統領は日本を含む同盟国が米国との防衛費の負担の差をなくすべきだとはっきり主張している」と述べた。
そのうえで、「5年・10年前と比べ地域の安全保障の状況が変わり、同盟国の能力も向上したことをよく考えるべきだ」と述べ、中国が軍事力を増強していることなどを踏まえ、日本にも負担の増加を求める構えを示した。
また、国務省で日本と韓国を担当するナッパー次官補代理も24日の会見で、同盟国に負担の増加を求めるトランプ大統領の考えを改めて強調した。...
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米国国務省で東アジア政策を統括するスティルウェル次官補は24日の講演で、「トランプ大統領は日本を含む同盟国が米国との防衛費の負担の差をなくすべきだとはっきり主張している」と述べた。
そのうえで、「5年・10年前と比べ地域の安全保障の状況が変わり、同盟国の能力も向上したことをよく考えるべきだ」と述べ、中国が軍事力を増強していることなどを踏まえ、日本にも負担の増加を求める構えを示した。
また、国務省で日本と韓国を担当するナッパー次官補代理も24日の会見で、同盟国に負担の増加を求めるトランプ大統領の考えを改めて強調した。
日本との交渉については摩擦を強めたくはないという考えを示した。そのうえで「米国は日韓との条約のもとでの義務を重視している」と述べ、米軍の撤退は全く検討していないと強調した。
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中国・習主席の訪日・4月上旬を軸に(1月24日)
中国の習近平国家主席の日本訪問について、日中両政府は4月上旬を軸に調整を進めている。
今後滞在中の具体的な日程や、新たな政治的文書の作成などをめぐっても、外交当局間の協議が本格化する見通し。中国の習近平国家主席の日本訪問は、去年6月の日中首脳会談で安倍総理大臣が桜の咲くころに、国賓としてお迎えしたいと要請し両国政府で日程を検討している。
そして日中両政府は、今後の国会審議の日程や、4月の中旬に予定されている皇位継承に伴う儀式などを踏まえ、4月上旬を軸に調整を進めている。...
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中国の習近平国家主席の日本訪問について、日中両政府は4月上旬を軸に調整を進めている。
今後滞在中の具体的な日程や、新たな政治的文書の作成などをめぐっても、外交当局間の協議が本格化する見通し。中国の習近平国家主席の日本訪問は、去年6月の日中首脳会談で安倍総理大臣が桜の咲くころに、国賓としてお迎えしたいと要請し両国政府で日程を検討している。
そして日中両政府は、今後の国会審議の日程や、4月の中旬に予定されている皇位継承に伴う儀式などを踏まえ、4月上旬を軸に調整を進めている。
国賓として習主席を迎えることには、中国公船の領海侵入や中国当局による日本人の拘束などを理由に与野党から疑問の声も出ているが、安倍総理大臣は日中両国が地域や世界の平和と繁栄に責任を果たす意思を、内外に明確に示す機会としたいとしている。
また、政府内には習主席の訪問に合わせて、両国間の新たな政治的文書を作成することへの期待もあることから、今後滞在中の具体的な日程や文書の必要性や内容などをめぐっても、外交当局間の協議が本格化する見通しである。
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「桜」「IR汚職」「公選法」で追及・野党代表質問に首相答弁は(1月23日)
衆院本会議。立憲民主党・枝野幸男代表が疑惑まみれだと主張するのは「桜を見る会」の問題で、招待者名簿を廃棄した際の記録について、枝野代表が指摘するのは一昨日、政府が新たに公表したのは招待者の内訳を示した新たな文書について質した。
安倍総理は招待者名簿について、適切に廃棄したものであり存在を確認する再調査は行わないという従来の政府の立場を強調した。
また国民民主党・玉木雄一郎代表は、IR汚職については、野党側はIR整備の中止を求めたが、安倍総理はIR事業の推進を続ける姿勢を示した。...
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衆院本会議。立憲民主党・枝野幸男代表が疑惑まみれだと主張するのは「桜を見る会」の問題で、招待者名簿を廃棄した際の記録について、枝野代表が指摘するのは一昨日、政府が新たに公表したのは招待者の内訳を示した新たな文書について質した。
安倍総理は招待者名簿について、適切に廃棄したものであり存在を確認する再調査は行わないという従来の政府の立場を強調した。
また国民民主党・玉木雄一郎代表は、IR汚職については、野党側はIR整備の中止を求めたが、安倍総理はIR事業の推進を続ける姿勢を示した。
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立憲民主党・国民民主党・当面合流見送り(1月22日)
立憲民主党と国民民主党は、きのう、幹事長同士が会談し、現時点では合意できる見通しが立たないとして当面合流を見送ることになった。
両党の執行部は国会での論戦に集中したいとしていて、実質的な協議はいったん打ち切られる形となる見通しで両党からは「事実上の破断だ」とか「衆議院の解散総選挙が行われる前が次のタイミングではないか」といった声が出ている。
両党の執行部としては同じ会派で活動する国会での論戦を通じて政権を追及したり、候補者を調整して選挙で共闘したりする中で連携を強化し、信頼関係を築きたい考えである。...
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立憲民主党と国民民主党は、きのう、幹事長同士が会談し、現時点では合意できる見通しが立たないとして当面合流を見送ることになった。
両党の執行部は国会での論戦に集中したいとしていて、実質的な協議はいったん打ち切られる形となる見通しで両党からは「事実上の破断だ」とか「衆議院の解散総選挙が行われる前が次のタイミングではないか」といった声が出ている。
両党の執行部としては同じ会派で活動する国会での論戦を通じて政権を追及したり、候補者を調整して選挙で共闘したりする中で連携を強化し、信頼関係を築きたい考えである。
両党党首は、政策や党名など10時間以上協議したが折り合えず、通常国会となり、結束を強めるための協議が両党の溝を際立たせる形になり感情面でのしこりを否定できない。
それだけに足並みをそろえて安倍政権に対峙できるかも問われることになる。
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通常国会召集・あすから代表質問(1月21日)
きのう召集された通常国会。安倍総理大臣は施政方針演説に臨んだ。全世代型社会保障制度の実現に向け、改革を進める考えを示した。また、憲法改正について「案を示すのが、国会議員の責任ではないか」と述べ、国会で議論を進めようと呼びかけた。
これに対し立憲民主党・福山幹事長は「桜を見る会、さらにはみずから副大臣に任命した国会議員の逮捕でなどで、何ら謝罪も言及もないのは、あまりにも不誠実と言わざるをえない」とコメントした。...
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きのう召集された通常国会。安倍総理大臣は施政方針演説に臨んだ。全世代型社会保障制度の実現に向け、改革を進める考えを示した。また、憲法改正について「案を示すのが、国会議員の責任ではないか」と述べ、国会で議論を進めようと呼びかけた。
これに対し立憲民主党・福山幹事長は「桜を見る会、さらにはみずから副大臣に任命した国会議員の逮捕でなどで、何ら謝罪も言及もないのは、あまりにも不誠実と言わざるをえない」とコメントした。
施政方針演説などに対する各党の代表質問はあすから3日間、衆参両院の本会議で行われる見通しである。
政府与党は経済対策などを盛り込んだ補正予算案や新年度予算案の早期成立を目指し、経済の下振れリスクに備えたい考えである。
一方、野党側はIRをめぐる汚職事件のほか、去年辞任した河井前法務大臣や菅原前経済産業大臣の問題、それに桜を見る会などについて追及していく方針で与野党の論戦が始まる。
IRをめぐり野党側は早速攻勢を強めている。野党4党などはきのうIRの整備を中止させるための法案を国会に提出した。
これを受けて政府は国会審議の状況などを見極めるため、今月中にも行うとしていたIRの整備に向けた基本方針の決定を当面見送り、さらに慎重に検討を進めていくことになった。
政府は基本方針を決定したあと、来年1月から自治体からの整備計画の申請を受け付けることにしているが、政府関係者はスケジュールに影響はないと述べている。
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