営業マン横道日記3
21日、14時ごろ、蒸し返る暑さの中、私は品川にいた。
品川駅の東口は大幅なデザイン変更が行われ、過去のイメージはほとんど残っていない。
中央改札口から出て、右に曲がり真っ直ぐ来ると、「東海道新幹線」の入り口が見える。...
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21日、14時ごろ、蒸し返る暑さの中、私は品川にいた。
品川駅の東口は大幅なデザイン変更が行われ、過去のイメージはほとんど残っていない。
中央改札口から出て、右に曲がり真っ直ぐ来ると、「東海道新幹線」の入り口が見える。
少し行くと品川イーストビルの入り口になる。
通り過ぎると、インターシティ・グランドコモンズの大きなビルに繋がる。
改札口を曲がってから一直線にインターシティ方向に伸びる幅広な通路には、スマホを巨大にしたような液晶掲示板が両サイドにずらっと吊られて並んでいる。
この駅から、やがてリニアー中央新幹線が名古屋に向けて営業開始し、僅か40分で到着するという。
10年後、この辺りはどんな風に変貌しているのか、今の私には想像が出来ないでいた。
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営業マン横道日記2
今日、17日に、私は「明治生命館」の入り口にいた。
昨日からの台風11号の影響で、目と鼻の先の皇居の佇まいは、緑の木々に囲まれ小雨に煙っていた。
この建物は、重要文化財に登録されているようだ。
1934年に竣工した、この建物は、太平洋戦争を経て、1997年に登録されたようだ。...
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今日、17日に、私は「明治生命館」の入り口にいた。
昨日からの台風11号の影響で、目と鼻の先の皇居の佇まいは、緑の木々に囲まれ小雨に煙っていた。
この建物は、重要文化財に登録されているようだ。
1934年に竣工した、この建物は、太平洋戦争を経て、1997年に登録されたようだ。
日比谷通りを経て、皇居に対峙しているこのビルは、上を仰ぐと西洋の神殿のような威容を感じさせる。
通りから中に入ると、地下鉄千代田線の「二重橋」の駅に通じるエレベーターがあった。
私は、そこから降りて、駅に向かった。
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営業マン横道日記1
その日、私は新橋烏森口から新橋4丁目辺りの新虎通りに向かって歩いていた。
13時15分、7月15日その日の日射はこの夏もっとも強いように感じられた。
ある横丁を曲がると、金色の大きなビリケンが目に入ってきた。...
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その日、私は新橋烏森口から新橋4丁目辺りの新虎通りに向かって歩いていた。
13時15分、7月15日その日の日射はこの夏もっとも強いように感じられた。
ある横丁を曲がると、金色の大きなビリケンが目に入ってきた。その隣の看板には「串だおれ 新橋店」とあった。
「これは目立つな」と思った。そのまま少し歩くと今度は、子供大の「たぬき」の置物が見えた。
仲間内で、飲み会をやるときに、そんな目印があると迷わず目的の店に集まれるのかも知れない。
炎天下を歩きながら、私は今夜の集まりの様子を頭で描いていた。
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