名月とマリリンモンロー(その166)
9月22日、その日の夜、8時ごろ散歩のつもりで、隣のタワーの48階にある展望台に上がってみた。...
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9月22日、その日の夜、8時ごろ散歩のつもりで、隣のタワーの48階にある展望台に上がってみた。
その夜の月がとても綺麗に見えたので、もう少し高い所からみたいと思ってのことだった。
街の灯しか見えない、真っ暗な空間に、昔懐かしいスローテンポの米国ミュージュックが流れてきた。
目が慣れてきて、音源を追って行くと屋台風の車の中でレコードが回っていた。
一人の男が、レコードや音の調整に指を忙しく動かしていた。
脇に置いたレコード盤には、往年の大女優らしき顔が映っていた。
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和風と深いスカーフ(その165)
9月12日、その日の午後6時頃、浅草駅を歩いていると、カラコロと大勢の下駄の足音が聞こえてきた。
音がする方を見ると、6人ほどの和服姿の男女が階段を上っていた。
横を見ると、深いスカーフを被った2人連れの女性が目に入ってきた。...
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9月12日、その日の午後6時頃、浅草駅を歩いていると、カラコロと大勢の下駄の足音が聞こえてきた。
音がする方を見ると、6人ほどの和服姿の男女が階段を上っていた。
横を見ると、深いスカーフを被った2人連れの女性が目に入ってきた。
瞬間的現象ではではあるが、今の浅草の風俗を感じた。
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台風21号が過ぎても天候晴れず(その164)
9月8日、その日の朝、ベランダに出ると、吹き込む強い風とその音で、圧倒された。...
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9月8日、その日の朝、ベランダに出ると、吹き込む強い風とその音で、圧倒された。
西方を臨むと、厚い雲に覆われていた。
4日、5日には大型の台風21号が日本列島に上陸し、大きな爪痕を残していった。
記憶によれば、台風一過は綺麗な青空とすっきりとした天候に恵まれるものあると思っていた。
しかし、最近はそのルールは当たらないようだ。
音を聞けば、凄い風の音がし、空は一向にすっきりとしない。
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名品「藤稔」の輝き(その163)
8月30日、その日午後8時半頃、近くのスーパーマーケットで買い物をしていた。...
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8月30日、その日午後8時半頃、近くのスーパーマーケットで買い物をしていた。
葡萄の棚の中に、「藤稔」と銘記された、艶の良い大きな黒紫の粒をした葡萄の房が目に入ってきた。
「美味そうだな」と思い、値札を見たら1房?円近くの金額が表記されていた。
一度手を出したが、その手が瞬間引いてしまった。
それでも、思い切って、その葡萄のケースを手に取って、レジへと急いだ。
自宅に戻り、「藤稔」を食卓に並べてみると、大きな粒が美味そうに輝いていた。
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宝町の「警察博物館」(その162)
8月28日、その日の10時半ごろ、地下鉄都営線の宝町に向かっていた。...
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8月28日、その日の10時半ごろ、地下鉄都営線の宝町に向かっていた。
ふと見ると、パトカーが置いてあることに気が付いた。
と言っても、街中を走って、たまたまそこに駐車している気配ではなかった。
止まっている建物を見ると、「警察博物館」と看板があった。
「ほうー」こんな施設があったのかと、その時、不意を食らわせられた気分になった。
建物に近づいてみると、中には白バイなどが置いてあり、お母さんと子供が、何やら楽し気に動いていた。
「うーん。知らないことが結構あるんだな」と新発見に浸った。
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