上野公園から不忍池周辺(その236)
8月15日、その日の午後2時ごろ、私は上野公園にいた。
台風10号の影響で、雲の流れが速く、強い日差しが差したかと思えば、急にぽつぽつと雨粒が落ちてくるという、落ち着かない空模様であった。
涼し気な木立の下を選んで歩き、不忍池に出ると、そこは背の高い大きな蓮の池に化していた。
暫らく、蓮の間を歩いて行くと、沢山の小鳥が遊んでいる場所に出た。遊んでいるように見える小鳥たちも、白い鳥もみんなその鋭い眼で、食べ物を狙っているのだった。
それでもカルガモ達だけは、親子が余裕で泳いでいるようにも見えた。
霧と光の競演・東京ミッドタウン広場(その235)
8月12日、その日の午後6時半ごろに、私は六本木の東京ミッドタウンにいた。
夕闇に包まれた、その界隈には、夕涼みがてら、このアトラクションを見ようと人が集まっていた。
先ず、2階辺りから全体を見渡すと、下の階には、足をぶらりと下げて、霧の中に腰かけている人々が大勢見えた。
早速、下の階に降りて、腰をかけながら、足をぶらりぶらりした状態で、時折濃厚となる霧とその中に浮かぶLEDの光の競演を楽しんだ。
帰りしなに、遊歩道を歩くと、緑が強調されたライテングが鮮烈だった。
しかも、プラスチックの白いテントを覗いてみると、『足湯』ならぬ『足水』に人々の足が並んでいた。
8月10日・夏休み初日の東京駅、秋葉原駅の様子(その234)
8月10日、その日私は東京駅丸の内南口の改札を出た。
丸の内の広場に出ると、午後1時半の強烈な太陽が待っていた。
その中に、20メートル四方程の打ち水が張ってあり、子供たちがその水で楽しんでいる様子が目に入ってきた。
真夏の土曜日昼下がりの神田川から隅田川(その233)
8月3日、その日私はJR浅草橋駅から神田川に架かる浅草橋に向かって歩いていた。
浅草橋から、神田川を隅田川に向かってビデオカメラを回すと、かなりの屋形船が浮かんでいた。
川の脇道を歩いて行くと、柳橋に出っくわし、そのまま隅田川に向かって、川沿いのテラスを歩いた。
1週間前の「隅田川花火大会」が終わり、その後がどんな風になっているかを確認したかったからだ。
決行された「隅田川花火大会」(その232)
7月27日、その日の午後2時ごろ私は、浅草橋駅を降りて神田川に出た。
川沿いを柳橋に向かって歩くと、沢山の屋形船はその日の隅田川花火大会に向けた準備に追われていた。
その時も多少強い風が吹き、夜7時時点で、花火大会が実行されるかどうか、微妙な雰囲気もあったが、観光客も併せて、屋形船は準備をし、出港していった。
その夜、その花火大会は無事実行された。
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