【隅田川シーズンズ】
晩秋の美しき姿を求めて「昭和記念公園」を訪れる(その429)
![]() その場所は、名前の通り、えらく広い原っぱで、行けども行けども、なかなか富士山の欠片も見えない。歩いてゆくと「日本庭園」に行きつき、近くの係員にもう一度訪ねてみた。 その情報をもとに、探してみると、確かに富士山の頭だけが見えた。早速、カメラを回して、『みんなの原っぱ』の奥からその姿を収めた。空には雲一つ浮かんでいなかった ![]() ![]() ![]() その後、日本庭園に入り、暫くこの季節の風景をカメラに収めてみた。湖面に映る「晩秋」はなかなかのものだった。何よりも人が少ないのが有難かった。何しろ1か月前の11月14日に来た時は、紅葉の盛りの時で、人人で混雑していて、景色の中に必ず人の頭が入ってしまったことを覚えていた。 ![]() ![]() 暫く、日本庭園を散歩し、そこから出て、少し歩くと「こもれびの丘」に着いた。あたりの景色は楓林で、その葉は黄色く紅葉し、かなり散っていた。地面に落ちた葉っぱが絨毯の様に敷き詰められており、時折「ひらり、ひらり」と風に舞うその葉の姿は、晩秋の風情を引き立てていた。 ![]() ![]() 11時32分発の帰りの特別快速に間に合わせるべき、西立川駅にと急ぎ、そのまま市川駅に戻った。 駅の時計は12時半ごろを指していた。晩秋の美しさ風景が頭一杯に拡がっていた。 その日の夕方、午後4時半頃から、夕陽に輝く「富士山」を撮りたいと、準備をしていたら、雲が懸かり、丹沢山系に沈む夕陽の情景がメインになってしまった。 ![]() ![]() 戻る |