【隅田川シーズンズ】
木場公園隣に流れる大横川沿いに河津桜が綺麗に咲いていた(その353)
3月7日、その日の朝9時ごろ、市川駅より総武緩行線に乗って、錦糸町まで行き、そこから半蔵門線に乗り換え、住吉白川駅に行き、更に都営大江戸線に乗り換えて、門前仲町駅で東西線にまた乗り換えて、隣の木場駅にやっと着いた。市川駅で電車に乗った時には、まだ行き先が決まってなく、平井駅を出た時にやっと行き先を決めた。
木場駅では、進行方向先頭の出口から、地上に出た。錦糸町からは一駅づつ乗り換えの連続であった。幸い待ち時間が短かったので、さほど負担はなかったが、それでも階段はかなり上り下りした。
大横川に着くと、橋の上から、河津桜の並木を見た。近くにある桜の並木の色付きは、薄いピンクであまりピンとこなかった。少し向こうに濃いピンク色の並木が見えた。「よし」と思ってそこまで歩いた。
惜しいことに、空がどんよりしていたが、ピンク色が濃い並木の前で、三脚を広げ、カメラのファインダーを覗くと小鳥が大挙してやってきた。「ほう、ラッキー」と思い、早速カメラを回した。
羽根が黄金色の小鳥や黒い鳥など、様々であったが、一様に「ちっち」と声を出し、賑やかに桜の木の中で戯れていた。
正直「楽しそうだな」と思った。それから付き始め、対象の桜の木を変えても、そこにまた小鳥たちが群がってくるといった形になった。
周りでカメラを向けている人々も増えてきた。1時間余りに亘って、濃いピンク色の桜と活動的な様々な小鳥と戯れて、楽しい時間が過ぎていった。
最後に、体長30センチあろうかと思うヒヨドリをカメラに収めて、木場の駅に向かった。
帰途は、東西線で西船橋駅に出て、総武緩行線で市川駅まで戻った。
市川駅で、時計を見るとまだ11時半ごろだった。天気予報ほどの寒さは感じなかった。
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