【隅田川シーズンズ】
習志野市梅林園、そして江戸川土手に早咲きの桜を・・・梅の木、桜の木に小鳥たちが(その349)
それほど大きくないその梅林には、9時ごろというのに既に先客の一眼レフを持ったカメラ愛好家が盛んに梅の木にレンズを向けていた。 私も、好位置を選び三脚を広げた。手前に生け花のような白い梅の花の枝が伸び、背後に白い梅の花が咲いた木々に、時折小鳥たちが、「ちっ、ちっ」と大きな鳴き声を放ち遊んでいた。 それにしても、ここの小鳥たちは動きがせわしなく、カメラで追いかけ、やっとファインダーにその姿をとらえると、次の瞬間には、他の枝に渡ってしまっていた。 何とか、「梅の花に小鳥」を撮ることができ、しっかりその姿を追尾していると、大きな鳴き声を呈し、どこかに飛んで行ってしまう。そんな繰り返しであったが、何とか「梅に小鳥」のテーマを撮ることができた。 1時間ほど、そんな時間を過ごし、また幕張本郷駅に戻り、市川駅まで戻った。まだ10時頃であったので、そこから前日は風が強く断念した江戸川沿いの土手に足を向けた。土手に着くと多くの人々がマラソンに興じていた。 少し、行徳方面に歩くと、ソメイヨシノよりもピンクの色が濃い早咲き桜の並木が見えた。昨年同じ季節に来た時は、その枝の中に、小鳥たちが沢山来ていた。その日は、気候が温かく人出が多かったので、小鳥は難しいと思っていたが、何気に探していると、小鳥が飛んできて、桜の枝に止まった。枝が複雑に生い茂っているので、簡単には探せなかったが、何とか見つけた。 早速、三脚を広げて、カメラでその小鳥を探した。何とか撮れた。その日2つ目の「花と小鳥」であった。温かい日差しを浴びながら、その日は江戸川を後にし、自宅へと戻った。時間は11時半ごろであった。 戻る |