【隅田川シーズンズ】
和風の美しさが光る「清澄庭園」にカルガモが遊ぶ(その250) 3月15日、その日の朝、9時半頃にJR市川駅から総武快速線に乗って、錦糸町駅まで行き、そこから地下鉄半蔵門線に乗り換え、2つ目の清澄白河駅で下車した。
入り口から入ると、大きな池と松、それに形の良い石が、池の周りに配置されており、瀟洒な日本庭園の趣を醸し出していた。 その池には、沢山の鴨が泳ぎ、遊んでいた。 ある者は、ゆったりと、またある者は羽をばたつかせ、水の中から小魚を啄ばんでいた。 時折、仲間同士で、ふざけ、また静かに泳ぎ出していった。 その情景を園内を歩く人々は、石を跨ぎながら、横目で見ていった。 形の良い大きな石を渡りながら、松をはじめとした木々を鑑賞し、心を癒してゆくようであった。 中には、袴姿の中年男性も散策をし、和風庭園にしっくり溶け合っていた。 池のほとりには、和風の建物が建っており、これも風情を感じさせた。 庭園の奥には、大きな桜の木があり、その下では子供たちが遊んでいた。 その頃になると、周りの温度がかなり低くなってきていた。 空も先ほどまでの真っ青な状態から、どんよりとした空に変わっていた。 庭園を一周し、出口から外に出た。 隣には、清澄公園があり、そこでは多くの人々が、楽しんでいた。 その日は、清澄平河の駅に戻り、来た時と同じように錦糸町駅経由で、市川駅に戻った。 手元の時計を見ると、12時少し前であった。 戻る |