【隅田川シーズンズ】
つゆ空の「ひまわり」畑・佐倉へ行く(その215) 7月21日、子供たちの夏休みも始まったというのに、今年はまだ梅雨空が続いている。
梅雨空の中の向日葵は、なんとはなく不釣り合いのような気がした。 それでも、よく見るとその花弁には、ミツバチが飛び、しっかりと蜜を吸い上げていた。 向日葵が群生している畑の中に、分け入る人々も結構いた。 中には、ギターまで抱えて、向日葵とのツーショットを撮る人もいた。 東南アジアからのレポーターのような2人連れが、その畑の中に入り込み、盛んに解説をしている場面にも巡り合った。 ビデオカメラを回していると、周囲のいろんな声が、マイクに入ってきた。 向日葵畑の向こうには、時折風車の大きな羽が見えていた。 人々の歓声が聞こえてくる畑の中で、ひときわ楽しそうなのが女性の集団であった。 時折、大きな歓声が聞こえてきた。本当に楽しんでいる様子が窺えた。 梅雨空の中、黄色と緑の単調な色の世界が広がり、それが時折風に揺らぎ、首を振った。 そんな場所にどの位いただろうか、時計を見ると、11時半ごろになっていた。 2~3時間に1本のバスに運よく乗れそうだったので、バス乗り場に急ぎ、帰宅の途に就いた。 Tシャツにジーパン姿で、暑くもなく丁度良かった。曇天の中、時折霧雨が降りてきたが、直ぐに止んで、雨合羽を羽織るほどでもなかった。 こんな夏の日の「向日葵」鑑賞も思い出に残るなと思いながら、京成電鉄に乗った。 戻る |