4月15日、その日の朝方は、風も雨も強く荒天であった。 10時も過ぎる頃になると、先ず雨が止んだ。風はまだあったが取敢えず、JR市川駅から緩行線に乗り、お茶の水駅を目指した。 雨が降る可能性も感じたので、携帯用のレインコートも用意した。 お茶の水駅で、地下鉄千代田線に乗り換え、2つ目の「根津」駅で下車した。 この駅のホームは、珍しく上下線が上下の空間位置関係にあった。 降りて少し歩くと、大きな構えの鳥居が見え、そこに「根津神社」とあった。 中に入ると、早速色鮮やかな「つつじの花」が目に入ってきた。 この神社のつつじの花は、色とりどりで、少し歩くとそのボリュウム感に圧倒された。 池には橋が架かり、錦鯉が泳いでいた。水に映ったつつじ花もなかなか良かった。 また少し歩くと、つつじ庭園の中に入る「入り口」があり、そこから園内に入っていった。 つつじの花は、赤いものだけではなく、白いものや薄紫のもの、それに白、紫、オレンジなど多彩な色を放っていた。 観覧者は、その細い道で、留まって写真を撮っていた。中には自撮りで、花を背景に自分の姿を映している人も大勢いた。 いわば、写真の撮影をする人が大多数であった。そのアングルを試行錯誤しながら決めるために、どうしても立ち止まることが多い。 道行く人の言葉から、中国人と思われる人々がかなり多いことに気づかされた。地方からの観光客も結構いた。 この花園のボリュウム感を表現するには、動画で撮るのが良いだろうと思い、いくつか動画を撮った。