東向島の「向島百花園」、さらに足を延ばして「清澄庭園」(その395)
8月29日、その日の朝、市川駅から8時36分の総武快速線に乗って、錦糸町駅まで行き、そこで地下鉄半蔵門線に乗り換え、東向島駅まで行った。...
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8月29日、その日の朝、市川駅から8時36分の総武快速線に乗って、錦糸町駅まで行き、そこで地下鉄半蔵門線に乗り換え、東向島駅まで行った。下車すると向島百花園まで7分ぐらい歩き、その門をくぐった。
朝9時頃のその園の入り口は、1組の家族連れ程度しかおらず、人気が少なかった。早速カメラを用意し、その園の夏の化粧姿を撮影した。
江戸情緒が滲むその姿は、なかなかしっとりした感じの良いものであった。朝顔の姿や風鈴の音が聞こえ、木から吊るした紙で設えた灯篭が配置され、その雰囲気にすぐに馴染んだ。
オミナエシの黄色い花には、蝶が蜜を吸う姿が見え、その光景を盛んにカメラで追いかけた。
その園には、季節季節の花々が咲き、夏の盛りに来園しても、しっとりした花の香りが迎えてくれる。
時々、垣間見える「東京スカイツリー」の頭の部分も、江戸風情の中に溶け込んでいた。
暫く、その世界に浸り、その日は、次の目的地へと急いだ。
東武線東向島駅から、錦糸町へ戻り、その2つ目の「清澄白河」駅で下車し、清澄庭園に足を向けた。
やはり7,8分でその園に着くと、早速大きな池へと向かった。10時半頃のその庭園には、既に人の影があちらこちらに点在していた。それでも予約制であったので、いつもの人数よりも少なく感じた。
池には、鯉や亀が沢山泳いでいた。空を見上げると、木陰の中で、鳥たちが鳴き声を放っていた。
池の周辺にある木々の中には、早くも紅葉を始めたものもあった。
池の中で遊ぶ、鴨やアオサギの行状をカメラにおさめ、その日は帰途に就くことにした。
市川の駅に着くと、12時20分頃であった。その日はどんよりした空模様であったので、汗ばむわけではなく、疲れもさほど感じなかった。
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新橋駅から歩いて「浜離宮」へ(その394)
8月22日、その日の朝、8時20分頃市川駅から総武快速線に乗って、新橋駅まで行った。...
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8月22日、その日の朝、8時20分頃市川駅から総武快速線に乗って、新橋駅まで行った。
そこから15分ほど地下の道を歩き、日本テレビや電通の前を通って「浜離宮」の大手門にたどり着いた。丁度9時ごろであった。入り口は閑散としていたが、それでも数人の訪問客がいた。
前日の夜に予約を取ってあったので、入場の手続きは簡単であった。トイレの前を過ぎると、まだ見たことが無い、新たなコーナーが目に入ってきた。「ほう、新しい趣向か」と思い、カメラを向けた。1年ぶりに訪問した、その園が新しい趣向を用意して、待っててくれたような気がした。銀色のトレイの上に、花が赤、白、黄色と綺麗にアレンジされて咲いていた。
後で調べたら、パビリオン・トウキョウ2021という東京都の企画イベントで、妹島和世氏が設計した「水明」という作品だった。
空は、どんよりしていたが、まずは気持ちよく、散歩が始まった。
さるすべりの木など、馴染みのある庭園が続き、ふと気が付いてみてみると、花の上に2羽の蝶々が、戯れているのが目に入ってきた。早速その動きを追ってみた。
内堀には、シラサギや鴨が遊んでいた。いや餌を探していた。
少し歩くと、キバナコスモスの畑が見えてきた。黄色と赤の2色の花が一面に咲いていた。
遊覧船の船着き場まで歩くと、入り口はがらんとしており、きょろきょろしていると係員がたまたまやってきて、「次の船は始発で11時15分」と告げてくれた。時計を見るとまだ1時間程先なので、乗船は諦めた。
東京湾に沿って、「汐見の御茶屋跡」辺りを歩いてみると、数艘の大型ボートが浮かんでいた。
広いその園を楽しみ、「中の御門」から外に出た。
幅の広い国道1号線を渡り、ゆりかもめに汐留駅から新橋駅まで乗り、そこからJR線に乗り換え、市川駅に戻った。
結構、蒸し暑い日だったので、肌着は汗でじっとり湿っていた。時計を見ると11時35分であった。
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変幻するスカイツリー(その393)
8月18日、その日の午後7時頃、「今夕のスカイツリー」はどんな輝きをしているのかと、ふと覗いてみると、意外にくっきりした夜空に、赤紫にその姿を鮮明に映し出していた。美しい輝きだと感じ、早速カメラを手にした。
8月19日、午前6時ごろ、朝になってからの「スカイツリー」はどんな風に変わっているのか?、と思い覗いてみると、空には大きな「虹」が懸かっていた。
30分ほどすると、東京の高層ビル街は、黒く変色していた。
8月19日、午後7時ごろ、東京スカイツリーを眺めて見ると、パラリンピック開催を前に紫色に点灯されていた。上空は、荒れ模様の黒雲が覆ってはいたが、富士山の姿がくっきりと確認できた。
東京の灯はいつものように、その前方に輝きだしていた。
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