煌びやかに衣装替えした「東京スカイツリー」、更に雲が・・・(その398)
9月15日、その日の夕方7時ごろ、西の空を見ると、スカイツリーの「光り」の感じがいつもと違っていた。
最初は、はるか西方にある台風の影響で、曇りがちの天候が続いていて、久しぶりの「晴れ」姿だったので、やけに綺麗に見えるのかなと思っていた。
だが少し違った。やはり光の装いを変えたのだった。
じっと、見入っていると、先端に薄い雲が懸かり、今まで見たことのない「幻想的」な光景が目に入ってきた。
「ラッキー」と思った。
9月16日、その日も同時刻ごろ、スカイツリーの華麗な姿を見ると、赤を基調に鮮烈な「幟」モードの姿が夜空に浮かんでいた。
鳥は遊ぶ、鳥は舞う、千葉公園の池(その397)
9月12日、その日の朝、市川駅から8時56分発の総武快速線に乗り、千葉駅まで行った。...
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9月12日、その日の朝、市川駅から8時56分発の総武快速線に乗り、千葉駅まで行った。20分ほどの乗車時間だった。
駅を降りると、6分ほど歩き、千葉公園の入り口にたどり着き、中に入った。
白とピンクのハイビスカスの花を横目に見ながら歩くと、大きな池にたどり着いた。湿気が強く感じられ、池には雲がかかっていた。
目に入ってきた、「浜田山」への階段を上り、道なりに歩くと、数年前に「ヒガンバナ」が一面に咲いていた広場に着いた。この季節は、なかなか咲いている花に巡り合ない。その日も期待に反し、1輪ほどしか、咲いていなかった。
それではと思い、入り口とは反対側から、大きな池をベースに撮影することにした。そこからは鳥が結構飛んでいる様子が見えた。とはいっても、いつも飛び交っているのではなく、周期的に飛んでは、後は静寂に戻るといった具合であった。
それでも、数羽の鴨やシロサギがその日の主人公の役目を果たしてくれた。
そのシロサギは、良く動いてくれた。しかも鴨の集団と仲の良いコラボを演じてくれた。
人間の目から見れば、遊んでいるように見えるが、よく見ると、実は必死に餌を探している様子が感じ取れた。
近くの木立の上には、飛んできた小鳥たちが集まって、じっとしていた。
ある瞬間に一斉に飛び立ち、次の遊び場に向かった。湖面を飛び、向こう側の林に、飛んで行った。
池の中には、大きな鯉や亀が沢山遊んでいた。
ぽつぽつと雨が落ちてきたので、その日はそろそろ引き上げることにした。
市川駅に到着すると、時計は11時半ごろを指していた。
湿度が高い日であったが、気分は爽快であった。そろそろ夏の季節は終わろうとしていた。
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上野公園から不忍の池へ(その396)
9月5日、その日の朝、9時頃雨が止むのを待って、JR市川駅から総武緩行線に乗り、秋葉原駅まで行き、山手線に乗り換えて2つ先の上野駅まで行った。...
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9月5日、その日の朝、9時頃雨が止むのを待って、JR市川駅から総武緩行線に乗り、秋葉原駅まで行き、山手線に乗り換えて2つ先の上野駅まで行った。駅構内を歩き北側の「公園口」から上野公園に入った。
すぐに大きな工事現場が目に入り、「西洋美術館」の工事現場であることが分かった。
今は、青々とした桜並木を歩き、不忍池へと階段を下りた。
不忍池には、大量の蓮の葉が一面に群生しており、わずかにピンクの蓮の花が時折咲いているのが目につくだけであった。
ボート乗り場を過ぎると、池で鴨が数羽戯れているのが目に入った。
大きなその池を回り込むと、弁天堂の緑の屋根とその背景に東京スカイツリーが雲の間に、姿を現していた。
木々には、時折小鳥たちが止まり、「ちっち」と鳴き声を出していた。
丁度池の北側に回り込む辺りで、鯉の集団が大きな口を開いてこちらからの餌を待っているようであった。
北側の縁では、数羽の鴨が遊んでいた。いや餌を探していた。池から淵に上がったり、中には側道にまで足を延ばす者もいた。それだけ活発に動いていた。
暫し、そんな情景に心を癒されていると、一瞬にして、バタバタという音を残して、水上に帰ってしまった。
ぶらりぶらりと歩き、丁度ボート乗り場に戻り、弁天堂の橋を渡ると、そこにも鯉の集団と数羽の鳥が餌を探していた。
帰りも同じように、上野の山に登り、駅の方角に歩いて行った。
市川駅に着くと、11時半ぐらいの時間になっていた。
曇り空で、少し肌寒さを感じたが、初秋の良い日であった。
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