荒川・中川・千住(その23)
10月12日、今日はいつものように市川橋を渡ると、そのまま蔵前橋通りを真っ直ぐ「荒川・中川」へと向かった。
自宅を出たのは7時半だった。
環七を突っ切ると、10分足らずで平井大橋に着いた。
中川と荒川に挟まれた丁度真ん中のサイクリング道路に出て、北の方向を目指して走った。...
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10月12日、今日はいつものように市川橋を渡ると、そのまま蔵前橋通りを真っ直ぐ「荒川・中川」へと向かった。
自宅を出たのは7時半だった。
環七を突っ切ると、10分足らずで平井大橋に着いた。
中川と荒川に挟まれた丁度真ん中のサイクリング道路に出て、北の方向を目指して走った。
先週一度来ていたので、勝手は大体分かっていたが、南下して葛西臨海公園に向かうかどうか最後まで迷ったが、
今日の行き先は堀切菖蒲園辺りにしようと決めた。
サイクリング道路の上は首都高速で、よく車で通った記憶のある、ハープ形状の橋が見えた。
「ここなのか。」と思わず呟いた。車の時と自転車では当然ながら全く違う景色であった。
この道路からは、横にスカイツリーと頭上を走っている高速道路がいつも目に入った。
そうした景色の中、左手にススキ林を見ながら、しばらく走ると、堀切水辺公園に着いた。
コスモスが群生し、その辺りの景色に彩を添えていた。
堀切菖蒲園まで、200Mと書いた看板があり、探したがすぐには見つからなかった。
菖蒲の季節にもう一度来ようと、今日はあきらめた。
更に、先に進むと、横幅が広い荒川に二重、三重にアーチを描いた高速道路の橋が架かっている光景が見えた。
対岸は、千住だろうと思った。
それにしても、細かいぶよの大群に襲われ続け、顔にはあたってくるは、目に入るはで走行に不自由を感じたので、今日はここまでとし、来た道を引き返した。
空は、花曇のような感じだった。秋とはいえまだ汗ばんでいた。
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田子ノ浦・親水公園・荒川(その22)
10月4日、8時半頃の出発になった。
いつものように、市川橋を渡って、先週と同じように篠崎公園を目指した。
江戸川の河原の見渡せる10面ほどの野球場からは、元気の良い歓声があちらこちらから上がってきた。
その日は、篠崎公園の手前辺りで土手を降り、ひたすら荒川を目指した。
とはいっても、大きな道路を避け、途中小道に入ると、偶然にも「田子ノ浦部屋」に出っくわした。
「ほう、こんなところに相撲部屋があるのか」と意外な発見に気を良くして、更に進むと環七を過ぎた辺りで「小松川境川親水公園」に遭遇した。...
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10月4日、8時半頃の出発になった。
いつものように、市川橋を渡って、先週と同じように篠崎公園を目指した。
江戸川の河原の見渡せる10面ほどの野球場からは、元気の良い歓声があちらこちらから上がってきた。
その日は、篠崎公園の手前辺りで土手を降り、ひたすら荒川を目指した。
とはいっても、大きな道路を避け、途中小道に入ると、偶然にも「田子ノ浦部屋」に出っくわした。
「ほう、こんなところに相撲部屋があるのか」と意外な発見に気を良くして、更に進むと環七を過ぎた辺りで「小松川境川親水公園」に遭遇した。
この川の佇まいは、石の土手と森林それに水の調和がとれており、都会の慌しさを忘れさせる静涼感を感じさせるものだった。
千葉街道をそのまま行くと、荒川と中川に架かる小松川橋に到着し、橋の真ん中辺りから首都高速真下のサイクリング専用道路に下りた。
その道路からは、すぐ隣を流れる荒川の水面の姿は、高い草木の陰で見えなかったが、虫の音などの自然の声が耳に入ってきた。
しばらく走ると、葛飾区に入った。
その辺りから見るスカイツリーは、すぐそこにあるような巨大な建造物としてそびえていた。
サイクリング道路は、なぜかそのところだけ行き止まりになっていたので、平行して走る中川の土手に登りそのまま走り続けた。
中川では、モーターボートと水上バイクが数台、けたたましい音を出して爆走していた。
看板を見ると、来週の10日この道でロードレースが行われると告げられていた。
高い土手から見ると、荒川の対岸の河原で、ここでも野球をしている人々が見えた。
江戸川とは異なりスケールが大きく、荒削りなその情景に、私はまた新たな感動を覚え、満足感が心の中から沸いてきた。
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江戸川・篠崎公園(その21)
9月27日、朝方は雨が降っていたので、雨が上がった9時ごろ家を出て、市川橋を渡り江戸川区側の土手に出た。
土手では、雨上がりの緑の草原の中に、赤い彼岸花があちこちに散見できた。
河原では、雨でぬかっているせいか、いつもの野球よりも、サッカーを楽しむ様子がそこかしこで見られた。...
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9月27日、朝方は雨が降っていたので、雨が上がった9時ごろ家を出て、市川橋を渡り江戸川区側の土手に出た。
土手では、雨上がりの緑の草原の中に、赤い彼岸花があちこちに散見できた。
河原では、雨でぬかっているせいか、いつもの野球よりも、サッカーを楽しむ様子がそこかしこで見られた。
その日は、黒い雲が垂れ込めていたので、近場の「都立篠崎公園」に向かった。
私にとっては、その公園は初めて訪れる場所であったが、夜間に野球場と思われる強い照明が住まいから見え、いつもどんなところなのか気になっていた。
そこは、土手伝いに走る車道を横切ると、こんもりとした森のような公園であった。
入り口の駐車場を過ぎると、何面もあるテニス場、大小3面はあると思われる野球場が目に入ってきた。
ゆっくりと走ると、柳の木々に囲まれた木製の大きな灯篭があった。
金木犀の独特の匂いが辺りを包むほど、群生していた。
案内板を見ると、季節季節に咲き誇る、藤や桜、紫陽花などが随所に配置してあるようだった。
小1時間その公園を自転車で散策し、水滴が顔に当たるようになったのでそのまま帰路に着いた。
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