江戸川・篠崎公園(その21)
9月27日、朝方は雨が降っていたので、雨が上がった9時ごろ家を出て、市川橋を渡り江戸川区側の土手に出た。
土手では、雨上がりの緑の草原の中に、赤い彼岸花があちこちに散見できた。
河原では、雨でぬかっているせいか、いつもの野球よりも、サッカーを楽しむ様子がそこかしこで見られた。...
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9月27日、朝方は雨が降っていたので、雨が上がった9時ごろ家を出て、市川橋を渡り江戸川区側の土手に出た。
土手では、雨上がりの緑の草原の中に、赤い彼岸花があちこちに散見できた。
河原では、雨でぬかっているせいか、いつもの野球よりも、サッカーを楽しむ様子がそこかしこで見られた。
その日は、黒い雲が垂れ込めていたので、近場の「都立篠崎公園」に向かった。
私にとっては、その公園は初めて訪れる場所であったが、夜間に野球場と思われる強い照明が住まいから見え、いつもどんなところなのか気になっていた。
そこは、土手伝いに走る車道を横切ると、こんもりとした森のような公園であった。
入り口の駐車場を過ぎると、何面もあるテニス場、大小3面はあると思われる野球場が目に入ってきた。
ゆっくりと走ると、柳の木々に囲まれた木製の大きな灯篭があった。
金木犀の独特の匂いが辺りを包むほど、群生していた。
案内板を見ると、季節季節に咲き誇る、藤や桜、紫陽花などが随所に配置してあるようだった。
小1時間その公園を自転車で散策し、水滴が顔に当たるようになったのでそのまま帰路に着いた。
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旧江戸川から臨海公園(その20)
9月20日、今日は旧江戸川を東京湾に向かって、行けるところまで行ってみようと考えた。
8時ごろ、家を出て市川側の土手を行徳橋まで南下し、その橋を渡り、例の秘密の小道から行徳側を旧江戸川の土手(実際にはコンクリートの壁になっている)に沿って今井橋まで走った。道の脇には、赤いダリアの花などが咲いていた。
今井橋を江戸川区に渡ると、妙見島を横に見ながら、ディズニーランドのお城が見える方角を目指して、一気に葛西臨海公園まで走った。...
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9月20日、今日は旧江戸川を東京湾に向かって、行けるところまで行ってみようと考えた。
8時ごろ、家を出て市川側の土手を行徳橋まで南下し、その橋を渡り、例の秘密の小道から行徳側を旧江戸川の土手(実際にはコンクリートの壁になっている)に沿って今井橋まで走った。道の脇には、赤いダリアの花などが咲いていた。
今井橋を江戸川区に渡ると、妙見島を横に見ながら、ディズニーランドのお城が見える方角を目指して、一気に葛西臨海公園まで走った。
湾岸道路とJR京葉線の下を通ると、鬱蒼とした森が連なってきた。そこが葛西臨海公園であった。
その入り口から入ると、先ずこんもりとした森林が、そしてサファリパークのような綺麗な道が整理されていた。
水鳥を観察するべく、所々に観察所が設置され、多くのカメラマンが500ミリほどの大きな望遠レンズを装備したカメラを三脚の上に載せていた。
その森の向こうに、ドーム型のマグロ水族館や大観覧車が見えた。
暫らく行くと、なぎさの橋に行き着き、自転車を降りてその橋を渡った。
浜辺では、多くの人たちが、押し寄せては引く波を、そのリズムに合わせて戯れていた。
のどかなその情景の向こうには、東京のビル群が見えた。
まさに東京の海辺そのものだった。
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江戸川シーズンズ(その19・豪雨のあと)
9月13日、今日は久しぶりに市川橋を渡り、江戸川を北上し柴又の「寅さん公園」を目指した。
起床が遅く、出発時間は9時を回っていた。空はどんよりとして予報では午後は荒れ模様になるとのことだった。
市川橋から見る江戸川の河原は、いつもであればそこかしこで、野球に興じる多くの子供たちとその歓声が聞こえてくるのだが、今日はその野球場が先日からの豪雨の為に、ところどころ大きな水溜りが広がっていた。...
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9月13日、今日は久しぶりに市川橋を渡り、江戸川を北上し柴又の「寅さん公園」を目指した。
起床が遅く、出発時間は9時を回っていた。空はどんよりとして予報では午後は荒れ模様になるとのことだった。
市川橋から見る江戸川の河原は、いつもであればそこかしこで、野球に興じる多くの子供たちとその歓声が聞こえてくるのだが、今日はその野球場が先日からの豪雨の為に、ところどころ大きな水溜りが広がっていた。
9日頃自宅から、江戸川を覗いてみたら、河原の野球場はただの一面も見ることが出来ず水没していた。
江戸川は、利根川の支流なので、あの豪雨でこのような状態になったのだと理解した。
市川橋を渡ると、いつもは河原に降りるのだが、降り口には「お知らせ・台風18号の影響により・・・」と断り札と共に、ゲートが閉まっていた。
人と自転車が通れるぐらいの隙間が空いていたので、そこから河原へと下った。
JR総武線、千葉街道、京成線の鉄橋の下を走り、小岩菖蒲園に着いた。
あの豪雨で、ここは水没していた兆候が、随所に見えた。
そこから、土手へと一気に上り、北総線の鉄橋の下をこぐると、「寅さん公園」が見えてきた。
「寅さん公園」では、フリーマーケットが開催されており、多くの人々が集まっていた。
隣接する「山本亭」の庭園は、どこか大正・昭和の匂いを感じるしっとりとした佇まいであった。
私は、この庭園に来るのは初めてであったが、「ほー、こんな庭園がここにあったのか」と感慨に嵌った。
今日は、出かけるのが遅かったので、その公園で40分ほどの時間を費やし、帰路へと着いた。
その帰路で、私は思いがけない出会いを果たした。
「水鳥の群集」である。
河原が、豪雨によって、水をかぶり、沼化して、そこに餌を求めた水鳥が群集してきたと見える。
江戸川の下流に野鳥との遭遇を求め、三番瀬や野鳥の楽園などを巡ったが、そこでは野鳥の群集を見ることが出来なかった。
いやー感動した。それが思いがけないところに群集していたのだった。
懸命にシャッターを切った。
意外性を胸に抱き、そのまま市川橋に向かった。
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