江戸川から東京湾、357号線で幕張へ(その59)
8月7日、その日の出発は9時と少し遅れた。
江戸川に出ると、市川側の土手を東京湾へと南下した。
行徳橋の下を通って、地下鉄東西線の鉄橋辺りに来ると、釣り客がボートから糸を垂らしていた。
昨年の今頃よりも、ボートの数が少ないのが少し気になった。...
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8月7日、その日の出発は9時と少し遅れた。
江戸川に出ると、市川側の土手を東京湾へと南下した。
行徳橋の下を通って、地下鉄東西線の鉄橋辺りに来ると、釣り客がボートから糸を垂らしていた。
昨年の今頃よりも、ボートの数が少ないのが少し気になった。
建設中の行徳と原木を繋ぐ新しい鉄橋は、最後の仕上げにかかっていた。
東京湾まで出ると、357号線の側道の入り口を探した。
この辺りは、湾岸線と東京外環道路との巨大なインターチェンジを建設中で、入り組んだ構造になっており、なかなか側道を見つけにくかった。
やっと側道を見つけ走るのだが、通行止めで迂回しなくてはならない箇所があったり、すんなりとは走れなかった。
それでも、あっという間に、「ららぽーと」を過ぎ「IKEA」の大きなサインのついた建物にたどり着いた。番地はまだ船橋市だった。
少し前に車で通り過ぎ、見覚えのある風景だったので、目的地が近いと確信した。
357号から離れ、海寄りを走ろうとした。少し迷ってしまった。が、何とか「幕張メッセ」方向に行く道に入った。
「イオンモール」が左手に見えて、目の前にはビル群が見えてきた。前方にはメッセ会場の建物やマリンスタジアムの大きな建造物が見えてきた。
メッセ会場に着くと、そこは日曜の所為か閑散としていた。
マリンスタジアムを出て、半周すると、幕張ビーチに出た。広い砂浜が拡がっていた。
家族で、水遊びしている風景も見ることができた。
東京湾を一望できるたような見晴らしの良さが感じられた。真っ青な空に白い雲が綺麗に浮き上がって見えた。
その日は、そこから引き返した。帰路は迷わず最短距離で、帰宅した。12時半ごろだった。その日は「アクションカメラ」が道路に落ちてしまうアクシデントがあり走行中、バッテリーのカバーが時々開いてしまい往生した。また帰り道に、幕張でマウンテンバイクの練習場で挑んだ時に横転して、右の肘を軽く擦りむいた。
それにしても、真夏の炎天下に新たな発見を目指し、走る爽快さが癖になってしまっている自分に気が付いた。それにしても、今日は花の写真が一枚も撮れなかった。残念!
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(その59)周回コースマップ
アクションカメラで撮影した動画をお楽しみいただけます。
旧江戸川から新川、中川、荒川、隅田川、新木場、辰巳、有明、台場、日本科学未来館(その58)
7月31日、その日も朝方は快晴であった。8時5分過ぎに自宅を出て、市川橋を渡り江戸川区側の土手を走り、旧江戸川から新川沿いを中川に向けて走った。
蝉の声が一斉に聞こえた。場所によっては小鳥たちのさえずりも心地よく耳に入ってきた。...
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7月31日、その日も朝方は快晴であった。8時5分過ぎに自宅を出て、市川橋を渡り江戸川区側の土手を走り、旧江戸川から新川沿いを中川に向けて走った。
蝉の声が一斉に聞こえた。場所によっては小鳥たちのさえずりも心地よく耳に入ってきた。
中川に出たところの黒い櫓のところで、土手に出ようとしたが、土手の道が繋がって無く、引き返し土手沿いの側道を走った。
水門がある所為で道が繋げないのかと想像はしたが、利用者にとっては、誠に不便なことだった。
ともあれ2週間前と同じコースを辿り、荒川の広大な河口に出た。
湾岸通りのサイクリング道路の入り口から、長く急な坂道を頑張って昇り詰め、後は坂を下った。
その橋の上から見る荒川河口の幅は、いつ見てもえらく広いものだった。
橋を渡ると、そこは「新木場」であった。右手に夢の島のこんもりした森を見ながら、時たまその森の中を走った。
辰巳の水泳競技場を過ぎると、まもなく有明テニスの森公園の中に突入した。
もう既に、30度を超える真夏の炎天下であったが、その森の中に入るとひんやりとした清涼感を感じた。
数えきれないテニスコートは、まだ使用されてないものも数多くあった。
更に湾岸線を走ると、10棟ほどの高層ビル群が目に入ってきた。
東雲から豊洲にかけてのタワーマンション群かなと思った。
真っ青な空と白い雲にその群れが綺麗な情景を作っていた。
少し走ると、左手に大観覧車が見えてきた。「あー、台場が近いな」と思った。
上空には、「ユリカモメ」が走っていた。湾岸道の右側には、広大な壁に囲まれた空間があった。「多分ここが選手村になるのだろうか」そう思った。
道の案内板には、「台場中央広場」等の表示が目に入ってきた。
「青海」や「海の博物館」と表示してある方に向かった。
「日本科学未来館」に着くと、大勢の人が6列ぐらい並列に並んで10メートル位の列を作って入場券を購入していた。
予報では、午後には雨が降るとのことだったので、その日は、そこから折り返した。
帰路では、時々ぱらつく雨に見舞われたが、ずぶ濡れにはならず、自宅までたどり着けた。時計は12時半ごろだった。
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