台場、葛西二大観覧車と辰巳国際水泳場、ビッグサイトなどの湾岸を行く(その69)
10月23日、その日は9時少し過ぎた頃、江戸川を南下し、行徳橋から旧江戸川に出た。すすきの穂の丈が伸び秋の気配が忍び寄っていた。
しばらく走り、祭りに賑わう新川沿いを通った。そこでは数十人の日々とが集まり、太鼓を叩いて盛り上っていた。...
全部読む
10月23日、その日は9時少し過ぎた頃、江戸川を南下し、行徳橋から旧江戸川に出た。すすきの穂の丈が伸び秋の気配が忍び寄っていた。
しばらく走り、祭りに賑わう新川沿いを通った。そこでは数十人の日々とが集まり、太鼓を叩いて盛り上っていた。
川では、2艘の船を船頭さんが櫓を使って漕いでいた。1艘には10人以上の人々が、ライフジャケットを着用し、座って乗っていた。
漕ぐ櫓は長く4メータぐらいのものだった。
暫らく走ると、川面に鴨が数羽遊んでいる風景に出会った。スマホで狙っている間に飛び立たれてしまった。
荒川河口辺りに出ると、マラソン大会が開催されていた。
多くのランナーが、土手の片道を占領して、懸命に走っていた。それほど暑さも感じず、ほど良い秋の晴天はマラソンには最高の日和であった。
それから、恒例の河口橋を懸命に走り、夢の島、辰巳の水泳場の前を通った。
湾岸道路を走って行くと、晴海通りに差し掛かり、その道を東京湾の方に向かった。
しばらく行くと、有明の「がん研究所」があり、逆三角形の建物が見えて、東京ビックサイトに着いた。
その巨大な建造物に関しては、催事でよく来るが、こうして自転車で周辺を回ることは今までなかっただけに、新鮮な景色だった。
その建物の裏側に回ると、見晴らしが開け、海が見えてきた。その向こうにお台場の大観覧車が見えた。
東京海洋大学の練習船も岸壁に接岸していた。その岸壁では、多くの釣り人が竿を垂らしていた。
気が付くと、ドラマの撮影のような場面に出っくわした。
そこから見るビックサイトの風景は、何か絵のようにファンタジックに見えた。
そこからは、帰路になったが、せっかくなので、葛西臨海公園の大観覧車もスマホに納めて帰ろうと思った。
日本でも有数な観覧車2つに僅かな時間で、接するというのも湾岸らしいものではないかと思った。
モノレールと別れて、湾岸道路を荒川河口橋を渡って、葛西臨海公園の中に入った。
公園の中の海岸では、多くの人が思い思いに遊び、広い野原では走り、秋のひと時を楽しんでいるように見えた。
公園の深い森から、旧江戸川の広い河川に出た。そこからは一目散に帰途に就いた。帰宅した時間は午後一時頃だった。
途中、江戸川の河原で、7連の凧が揚っているのをスマホに納めた。土手にある桜並木の木々がそろそろ秋を告げ始めていた。
閉じる
(その69)葛西臨海公園/東京ビッグサイト/辰巳
<最新コース>
<3D 360°Video/3次元360度映像>
(The mouth of ARAKAWARIVER in TOKYO/荒川河口橋/YouTubeに移動します)
(TOKYO BIGSITE/東京ビッグサイト周辺/YouTubeに移動します)
<最近のまとめ>
江戸川から水元公園、大場川、中川、そして新中川、篠崎公園へ (その68)
10月16日、その日は東京都側の江戸川の土手を北上し、水元公園に向かった。出発時間は午前9時頃だった。
水元公園の内部を360度カメラ、「シータ」で撮影しようと考えていた。
(3次元360度映像 水元公園で撮影/YouTubeに移動します)
水元公園は、大きな湖と巨大な森林に恵まれ、自然豊かな奥行きの深い公園である。...
全部読む
10月16日、その日は東京都側の江戸川の土手を北上し、水元公園に向かった。出発時間は午前9時頃だった。
水元公園の内部を360度カメラ、「シータ」で撮影しようと考えていた。
(3次元360度映像 水元公園で撮影/YouTubeに移動します)
水元公園は、大きな湖と巨大な森林に恵まれ、自然豊かな奥行きの深い公園である。
蓮や水に浮かぶ様々な花は、季節毎にその美しさを誇っていて、気持ちの良い憩いの場所である。
その日は、野鳥に巡り合わなかったが、珍しい野鳥にもしばしば、遭遇する。
まだ紅葉には時間があるようだが、時たま木々に枯れた葉が絡んでいる情景が目に入ることもあった。
たっぷりと、森と湖の自然の中を通り過ぎると、反対側の出口から、大場川沿いに中川へと向かった。
大場川から中川への水門の前では、水上バイクやボートなどが、10隻ほど集結し、ゲートが開くのを待っていた。
ゲートが開くと、一斉に中川へと水上を走っていった。
その集団は、中川の川面に思いきり、白い軌跡と轟音を残し、自転車で走る私と同じ速さで、暫く並行して走っていた。
その中川を南下して行くと、高砂橋で、中川と新中川に分かれる分岐点があったが、その日は初めて「新中川」の土手を走ることにした。
新中川の土手は、江戸川や中川の様に一貫して整備されているわけではなかった。
時折、川をまたいで、対岸の土手に移らなければならなかった。
突如、単線の鉄道に阻まれ、対岸に渡り、チャレンジすると、意外にもその鉄道の下をくぐれた。
通過すると、そこには数人の人々が、カメラ片手に集まっていた。
そろそろ、この単線のレールの上を電車が走ってくるのだなと思った。後で、調べてみると「JR新金線」という貨物路線のようだった。
少し走り、下流の橋を渡っていると、その鉄橋に長い貨物電車が走っていたのが見えた。
その橋は、先週通った蔵前橋通りの上一色橋であった。
更に、新中川を南下していると、ヘリコプターの轟音が聞こえ、頭上に100機位の機体が隊列を組んで飛んでいるのが見えた。
それほどの大部隊の飛行は、今まで見たことがなかったので、直ぐにスマホに収めた。
途中で、その川を左折し、小岩近辺の街に入った。
暫らく、右往左往していると、見覚えのある篠崎公園に出たので、その中を突っ切るように走った。そのまま江戸川の土手に出て、帰途に就いた。
自宅に戻ると、12時頃であった。一見秋晴れのような天候と思っていたが、写真に写った空の様子を見ると、かなり黒い雲が一面に映っていたので驚いた。
閉じる
「隅田川シーズンズ」内の検索