市川関所跡、里見公園、じゅん菜池緑地で「梅と野鳥」を楽しむ(その86)
2月19日、その日9時ごろ自宅を出て江戸川へと走った。...
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2月19日、その日9時ごろ自宅を出て江戸川へと走った。
空はすっきりと晴れ渡っていたが、風が強く、その風が冷たかった。それでも手元のウォッチで見ると6℃であった。
千葉街道を突っ切り、市川関所跡を土手伝いに走ると、絶えずヒューッという音と共に冷たい風が向かってきた。
すぐに里見公園の急な坂道に辿り着き、そこを登った。
里見公園に入ると菫の花が紫と黄色に植えられている花壇が目に入った。少し奥に入ると河津桜と思われる桜が満開になっていた。
里見公園への参道を遡り、国府台病院の横から、じゅん菜池緑地へと抜けた。
じゅん菜池緑地に入ると、白梅、紅梅が迎えてくれた。
池というより、小振りな湖のような水面には、黒系と白系の鴨がかなりの数戯れていた。
その湖の岸の周辺では、それらの鴨が身体を動かしていた。綺麗な艶がある色をした鴨もいた。
スマホで狙って近づいても、なかなか逃げようとしない鴨もいた。
森林の中の山道のような小道をさらに奥に入ると、梅林があった。
その日はその梅林がお目当てであったが、まだ満開ではなく、まばらに梅の花が開花していた。
そこから引っ返す、帰り道では、色の濃い紅梅に出会ったり、白い鳥が数羽湖面を飛ぶ光景を動画で撮ることができた。
カモメに似たその鳥たちは、湖面の上を自由に、そして気持ちよさそうに滑降するなどして楽しんでいた。
入り口周辺では数十羽の鴨達が、飛んだり泳いだりして、散々楽しんでる光景に出会った。
青空の下、鳥たちは思う存分羽を伸ばし、私達はそれを見て癒された。
空は真っ青で、たった一筋の白い飛行機雲しか目に入らなかった。
帰りはその日も、市川にある江戸川の桜並木の開花状態が9分咲きであることを確認し、自宅へと向かった。
12時頃のその日の気温は9℃であった。
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(その86)MAP
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<最近のまとめ>
「矢切の渡し」「野菊の墓」を通って松戸の「戸定邸」(徳川昭武邸)で梅を鑑賞(その85)
2月12日、その日江戸川に着くと、市川側の土手をそのまま北上し、隣の松戸を目指した。...
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2月12日、その日江戸川に着くと、市川側の土手をそのまま北上し、隣の松戸を目指した。
里見公園を抜けると、川が大きく蛇行し、大きな視界の中に河原などが目に入ってきた。
風が強くヒューと音を出して通り過ぎた。手元のウォッチは、9時を指し、温度は5℃であった。
「北総鉄道」「矢切の渡し」「野菊の墓」を過ぎると、JRの常磐線をこぐり、水戸街道である6号線を突っ切った。
更に、少し走ると、松戸のホテルオオタニの特徴ある建物が見えた。
その辺から、市街地に入ると、木製の橋が架かった坂川を渡った。
戸定邸公園の看板が目に入り、坂を上がるとその入り口に辿り着いた。
そこで、自転車を置き、歩いて邸内を回った。
中では、紅梅、白梅がほど良く咲いていた。嬉しいことに黄色い色をした梅の花も見事に咲いていた。
紅梅の木の枝には、綺麗な緑色をした鶯が戯れ、「梅に鶯(実はメジロのようだが)」を楽しんだ。
確かに、梅に鶯は、ぴったりで絵になると思った。動画のチャンスだと感じ、スマホでその鶯を追いかけた。上手く撮れた。
さらに奥へと進むと、霜柱をサックサクッと踏む音が耳に入ってきた。
そこには、梅の花びらだけではなく、椿の花などが、木々の中に交じり合って、庭園の美しさを演出していた。
帰りがけに、その庭園を造り、20年ほど暮らしたという、幻の将軍「徳川昭武」の住まいの中を見学した。
なるほど、高台に位置するそこからの景色は、江戸川を見晴らし、富士山を視野に入れる素晴らしい眺めであった。
その前庭には、黄色の花びらの梅の花が、緑の盆栽をバックに華やかに咲いていた。
帰途江戸川に出ると、やはり横風が強く、難儀を感じるほどであった。
市川に戻ると、例の桜並木の開花状態を確認し、家路についた。もうすぐ満開という感じだった。
自宅に着くと、12時頃であった。
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