八千代緑が丘に豪華な「秋の薔薇」を見に行く(その124)
11月5日、その日は朝から快晴であった。...
全部読む
11月5日、その日は朝から快晴であった。
9時少し前に、JR市川駅から緩行線で西船橋へ行き、そこから東葉高速線に乗り換え、八千代緑が丘で降り、「京成バラ園」に行った。
9時半ごろには、その入り口に着いた。紫のサルビアが優しく迎えてくれた。
中に入ると、バラ特有の派手な色とりどりの花が咲き乱れていた。
スマホを覗くと、真っ赤な大きな花弁が、緑の枝と共に、真っ青な空の色に映えていた。
原色に近い、その色の組み合わせに先ず、度肝を抜かれた。
「今日は空が青くて、写真が綺麗に撮れるかもしれない」と内心喜んだ。
奥へと進むと、黄色、ピンク、白、オレンジ、ワインレッド等々の豪華な薔薇の花たちが、咲き誇っていた。
中心部分が黄色で、周りが白いものやまさにローズ色といったものまで、その一つ一つに存在感があった。
中には「薫乃(かおるの)」という薔薇の花に、鼻を近づけると、「ウーン」甘いソープの香りがソフトに刺激した。
白いバラに囲まれて、一輪の赤い薔薇の花が、これまたゴージャスに感じた。
最近の新種のバラは、従来の様に一つの枝に一つの花が咲くというスタイルではなく、数個の花を房の様に咲かせるというものが、流行りらしい。
それにしても、バラの花の豪華な存在感は、「凄い」。写真を見てもらうしかない。
秋の薔薇は、春のものに比べて、枯葉の季節に咲く所為か、余計に際立つように思える。
その日の薔薇ツアーのコーディネイターの「薔薇の蘊蓄」を聞くと余計に、バラの魔力に包まれてゆくようなだった。
眼の奥にまで、薔薇の強烈な魅力を残しながら、その花の園を出て、帰り道は駅までの15分ほどその余韻を楽しんで歩いた。
閉じる
雨風の日曜日の一時(その123)
10月29日、その日は台風の影響で朝から雨が降っていた。
しかも風も強く荒れた天気であった。
その日は、八千代にバラを見に行く考えであったが、残念ながら中止にした。...
全部読む
10月29日、その日は台風の影響で朝から雨が降っていた。
しかも風も強く荒れた天気であった。
その日は、八千代にバラを見に行く考えであったが、残念ながら中止にした。
11時ごろ、駅のショッピングセンターに買い物に出かけた。
市川駅には、スーパーマーケットなど、大きいものだけでも5か所ほどあった。
それぞれに特徴があり、回る順序も大体決まっている。
最近気がついたのだけど、そのショッピングセンターの会計のシステムが変わってきた。
特に大きく変わってきたのは、会計するところの仕組みだ。
従来は、店員が商品を一つずつ光読み取り機に、その金額を読み込ませ、終わると現金やクレジットで勘定をした。
その勘定をするところが、変わろうとしている。
即ち、合計金額が出た後、機械に買主自身が、お札やコインを入れ決済するという方式に変わろうとしている。
慣れないせいか、以前より時間がかかり、合理性が無いように感じた。
これだけの設備投資をすると、結構お金がかかるのではないかと内心、店側の懐が心配になり、どうやって採算をとるのか気になった。
しかし、これだけの投資をしたのだから、少し慣れてくると、効果が上がるのかなと思って、しばらく様子を見ることにした。
雨の日曜日は、ゆっくりとコーヒーを飲み、服の衣替えをするためタンスを開けて、整理をし、買い物に出かけることにしている。
この日も、そんなゆったりとしたスケジュールで、時間が動いていった。
閉じる
風雨の中選挙に行く(その122)
10月22日、その日は朝から風雨に晒されていた。
10時近い頃に、選挙所に出かけた。
近くの小学校に選挙所があった。
その小学校に入り、いつもの投票所辺りに目をやると、長い人の列が見えた。
「えっ」と思い、その最後尾を探ってみた。...
全部読む
10月22日、その日は朝から風雨に晒されていた。
10時近い頃に、選挙所に出かけた。
近くの小学校に選挙所があった。
その小学校に入り、いつもの投票所辺りに目をやると、長い人の列が見えた。
「えっ」と思い、その最後尾を探ってみた。
投票所の隣の部屋まで、その列は続き、その部屋の中でもとぐろを巻いていた。
これまで、そんなに長く並んで投票した経験がなかっただけに、意外性を感じた。
それでも15分ぐらい待つと、投票の引換券を渡す場所まで辿り着いた。
皆、一様に重い表情をしていた。
小選挙区に投票し、比例区にも投票し、最後の最高裁判事の信認の票も入れ、表に出てくると、早速「NHKの出口調査」の係員が、声をかけてきた。
「10秒で終わりますので・・・」というアプローチに、投票内容を伝えた。
NHKはいつも、投票時間が終わる直後の20時には、選挙情勢の予測を出すので、その速さには驚きを感じていた。
「NHKの出口調査」がその裏付けになっていることは分かっていた。
「今夜の選挙動向はどうなるのかな?」と興味を感じ、風雨の中、また同じ道を家路へと向かった。
閉じる
「隅田川シーズンズ」内の検索