東松戸で乗り換えて、千葉ニュータウンへ(その119)
10月1日、その日は朝から快晴であった。...
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10月1日、その日は朝から快晴であった。9時ごろの電車に乗り、JR市川駅から西船橋まで緩行線で行った。
先週と同じように、武蔵野線で東松戸まで行き、そこで高砂方面から来る北総鉄道に乗り換えて、千葉ニュータウン中央駅で降りた。
所要時間は、40分弱であった。
その街は、広々としておりまさにニュータウンという言葉通りであった。
10分ほど歩くと、大きな橋を渡りお目当ての北総花の丘公園に辿り着いた。
その公園は、細長く木々に囲まれていた。
しばらく歩くと、お花畑が見えてきた。赤、白、黄色のコスモスの花が咲いていた。
何種類かの秋の花が、そこに集中して咲いていた。
黄色の蝶々が、その花々の間を優雅に飛び回っていた。
ミツバチも花から花へと飛んでは、また花に止まり、多分蜜を吸っているのだろうと思わせた。
その公園は、道路を渡って、更に続いていた。
そこには、次の出番を待つコスモス畑が広がっていたが、その日は、まだまばらにしか咲いていなかった。
少し歩くと、犬の遊び場があった。
柵の中では、犬が放たれ、元気よく走り回っていた。
引きっ返すと、道に落ち葉が散らばっていることに気がついた。
木々には、柿の実がたわわに実り、グミの実と思われる赤い実が艶やかに実っていることで、秋の気配を感じさせた。
その向こうに見える青い空に浮かぶ白い雲も、秋の様相を感じさせるものであった。
やがて来る季節の予感を楽しみながら、しばらく歩き、開放的なその街を後にした。
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東松戸の「ゆいの花公園」に(その118)
9月24日、その日の空模様は、曇り空の中に陽が差していた。...
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迷いに迷って「千葉公園」へ行く(その117)
9月17日、その日の朝はまだ雨は落ちてはなかったが、重い雲が立ち込め、台風の影響を感じさせた。...
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9月17日、その日の朝はまだ雨は落ちてはなかったが、重い雲が立ち込め、台風の影響を感じさせた。
当初は、「マザー牧場」に行って、赤いサルビアを鑑賞するつもりで、9時ごろのJR快速線に乗り、船橋駅で特急「新宿さざなみ」号に乗って、佐貫町まで行くつもりであった。
ところが船橋に着くまでに、空模様は変化してきたので、取敢えず千葉駅まで、そのまま快速線で行くことにした。
千葉駅に着くと、既に小雨が降っていた。どうしようか迷ったが、その日は千葉駅の改札口を出た。
行く当てもなく、案内板を見ると、「千葉公園」が駅の近くにあることを知った。
結構広そうな公園のようだったので、何かあるかも知れないと、コンビニで傘を購入して、その公園に入っていった。
広い池に貸しボートが浮かんでいたが、この天気で人の気配は、ほとんどなかった。
それでも、池沿いに歩いてゆくと、蓮池に辿り着いた。
気がついてみると、大賀博士が発見した「大賀ハス」が群生している池に辿り着いた。
盛りを過ぎた、蓮の葉は半ば枯れていた。
その辺りには、カルガモが数羽戯れており、遠目に赤い花が目に入ってきた。
その辺りに近づいて行くと、真っ赤な曼殊沙華、通称「ヒガンバナ」が群生していた。
その花を見た瞬間、「ああ、秋が来たな」と思わず口ずさんでいた。
その花は、強烈な赤と華奢な形をして、群れを形成していた。
少し歩くと、キバナコスモスが咲き、花なのか葉なのか判別がつかない白い笹のような花も咲いていた。(後日調べたところ、ハツユキソウと呼ぶようだ)
朝顔に似た「ペチュニア」の花も可憐に咲いていた。
紫と白の玉のような形状の花も目に入ってきた。(後日調べたところ、千日紅(センニチコウ)と呼ぶようだ)
花の名前を良く知らないので、その美しさだけをスマホで撮ることになってしまうが、とにかく美しさが目に染みて、その印象を残像の様に描きながら、千葉公園を後にした。
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