紅葉に染まる成田山に秋の訪れを探しに・・・(その125)
11月12日、その日は朝から快晴であった。...
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11月12日、その日は朝から快晴であった。
9時ごろ、JR総武快速線に乗って「成田」駅まで行った。
JR成田駅を出ると、成田山新勝寺の参道を歩き、山門に出た。
参道には、時代がかった店が両サイドにびっちりと並び、商いをしていた。
山門をくぐり、中に入ると、年代を感じさせる新勝寺の大きな本堂が見えた。
そこから、右に折れ、成田山公園に向かって歩いた。
こんもりとした森の中に入ったが、その辺りでは、まだ紅葉の気配はあまり感じられなかった。
3つある大きな池の方に、坂道を降りてゆくと琴の音色が聞こえてきた。
更に池に近づいて行くと、赤く色付いた紅葉の木々が随所に現れてきた。
池には、大きな錦鯉が何匹も泳いでいた。
その池の水面に、紅葉の赤い枝が綺麗に映っていた。
そんな景色を見ていると、自然と「うーん、来てよかったな」とそう思えた。
秋の中に包まれている様であった。
多くの人が行きかい、スマホやカメラで、そうした情景を収める人が沢山いた。
10時過ぎ頃なのに、凄い人出であった。
錦鯉が泳ぐ池に、紅葉したもみじが綺麗に映り、池の畔からは琴の音が聞こえてきた。
美しい日本の秋が、そこにはあった。
平和堂という大きな構造物の中に、長い階段を上り入っていった。
そこから眺める、成田山も悠久の歴史を感じさせてくれた。
もう一度、池に戻り、琴を演奏している情景を楽しんだ。
奏者もなかなか芸達者であった。
秋を満喫し、その日は帰途に着いた。素晴らしい秋晴れであり、見事な秋であった。
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八千代緑が丘に豪華な「秋の薔薇」を見に行く(その124)
11月5日、その日は朝から快晴であった。...
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11月5日、その日は朝から快晴であった。
9時少し前に、JR市川駅から緩行線で西船橋へ行き、そこから東葉高速線に乗り換え、八千代緑が丘で降り、「京成バラ園」に行った。
9時半ごろには、その入り口に着いた。紫のサルビアが優しく迎えてくれた。
中に入ると、バラ特有の派手な色とりどりの花が咲き乱れていた。
スマホを覗くと、真っ赤な大きな花弁が、緑の枝と共に、真っ青な空の色に映えていた。
原色に近い、その色の組み合わせに先ず、度肝を抜かれた。
「今日は空が青くて、写真が綺麗に撮れるかもしれない」と内心喜んだ。
奥へと進むと、黄色、ピンク、白、オレンジ、ワインレッド等々の豪華な薔薇の花たちが、咲き誇っていた。
中心部分が黄色で、周りが白いものやまさにローズ色といったものまで、その一つ一つに存在感があった。
中には「薫乃(かおるの)」という薔薇の花に、鼻を近づけると、「ウーン」甘いソープの香りがソフトに刺激した。
白いバラに囲まれて、一輪の赤い薔薇の花が、これまたゴージャスに感じた。
最近の新種のバラは、従来の様に一つの枝に一つの花が咲くというスタイルではなく、数個の花を房の様に咲かせるというものが、流行りらしい。
それにしても、バラの花の豪華な存在感は、「凄い」。写真を見てもらうしかない。
秋の薔薇は、春のものに比べて、枯葉の季節に咲く所為か、余計に際立つように思える。
その日の薔薇ツアーのコーディネイターの「薔薇の蘊蓄」を聞くと余計に、バラの魔力に包まれてゆくようなだった。
眼の奥にまで、薔薇の強烈な魅力を残しながら、その花の園を出て、帰り道は駅までの15分ほどその余韻を楽しんで歩いた。
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雨風の日曜日の一時(その123)
10月29日、その日は台風の影響で朝から雨が降っていた。
しかも風も強く荒れた天気であった。
その日は、八千代にバラを見に行く考えであったが、残念ながら中止にした。...
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10月29日、その日は台風の影響で朝から雨が降っていた。
しかも風も強く荒れた天気であった。
その日は、八千代にバラを見に行く考えであったが、残念ながら中止にした。
11時ごろ、駅のショッピングセンターに買い物に出かけた。
市川駅には、スーパーマーケットなど、大きいものだけでも5か所ほどあった。
それぞれに特徴があり、回る順序も大体決まっている。
最近気がついたのだけど、そのショッピングセンターの会計のシステムが変わってきた。
特に大きく変わってきたのは、会計するところの仕組みだ。
従来は、店員が商品を一つずつ光読み取り機に、その金額を読み込ませ、終わると現金やクレジットで勘定をした。
その勘定をするところが、変わろうとしている。
即ち、合計金額が出た後、機械に買主自身が、お札やコインを入れ決済するという方式に変わろうとしている。
慣れないせいか、以前より時間がかかり、合理性が無いように感じた。
これだけの設備投資をすると、結構お金がかかるのではないかと内心、店側の懐が心配になり、どうやって採算をとるのか気になった。
しかし、これだけの投資をしたのだから、少し慣れてくると、効果が上がるのかなと思って、しばらく様子を見ることにした。
雨の日曜日は、ゆっくりとコーヒーを飲み、服の衣替えをするためタンスを開けて、整理をし、買い物に出かけることにしている。
この日も、そんなゆったりとしたスケジュールで、時間が動いていった。
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