【あの一言】
石川一洋の発言まとめ
BRICS拡大・欧米中心の国際秩序への挑戦と限界 習主席はBRICS首脳会議で、「燃え盛る紛争に油を注ぐ行為はやめて、紛争の鎮静化に努めるべきだ」と発言しているが、この発言はプーチン大統領への苦言のようにも思える。
2024/10/25 NHK総合・東京[時論公論]
BRICS拡大・欧米中心の国際秩序への挑戦と限界 米国の優位は変わらない。国際貿易の決済手段としてのドルはいまだに50%近くあり、人民元の10倍以上。銀行間の決済取引のシステムSWIFTも米国抜きには考えられない。SWIFTから追放されたロシアが強力にSWIFTに代わる代替決済システムの創設を進めようとしたものの、今回の首脳会議でも事実上、先送りとなった。欧米から制裁を受けるロシア、そして中国は必要性を痛感しているものの、インドなど、それ以外の国は差し迫った課題としては捉えておらず、加盟国の間で温度差が表れた。
2024/10/25 NHK総合・東京[時論公論]
BRICS拡大・欧米中心の国際秩序への挑戦と限界 プーチン大統領は産油国のリーダー、サウジアラビアのムハンマド皇太子との連携をOPECプラスの中で強化してきた。それだけに、サウジアラビアが今回、正式加盟には踏み切らず、首脳会議に参加しなかったことはプーチン大統領にとって大きな誤算だった。
2024/10/25 NHK総合・東京[時論公論]
焦点・北朝鮮“ウクライナ派兵”の現実味は・6月に露朝「軍事同盟」が復活 北朝鮮正規軍の(ウクライナへの)派遣というのは今の時点では考えにくい。一つはロシアが未だに特別軍事作戦と呼んでいて戦争とは言っていないので、条約に基づく派兵には当てはまらない。もう一つは中国が非常に嫌がる可能性があること。それはウクライナの紛争を極東にまで拡大することであり、忘れてならないのは、中国は北朝鮮の同盟国であり、北朝鮮が正式に参戦すれば中国も無縁ではなくなること。もしもそういう動きが出てくれば中国はかなり強力に反対するだろう。
2024/10/11 BS日テレ[深層NEWS]
<イラスト解説ここに注目!>ウクライナ軍・ロシア領内に大規模越境攻撃・その思惑は? ウクライナの正規軍がロシア領内に入り攻撃するのは初めて。プーチン大統領の政治的な権威に打撃を与えることが目的と思われる。プーチン大統領は、ウクライナとの国境地域の安全を確保するとして、ことし5月からウクライナ・ハルキウ州への侵攻を続けている。今回の越境攻撃はそうした思惑を覆すようなロシア領内への奇襲攻撃で、ウクライナ軍の能力を示すとともにロシア国民の大統領への信頼と勝利への確信を砕く効果を狙ったもの。ロシア軍の戦力を分散させる狙いもある。さらに今後の外交交渉で有利に立ちたいとの思惑も見え隠れする。
2024/08/13 NHK総合・東京[おはよう日本]
異例・戦時下で国防相交代の背景は?ショイグ氏は安保会議書記に任命 ショイグ氏はプーチン大統領よりも政治歴が長い。エリツィン時代から非常事態相を務めていて非常事態省の中でもショイグ閥みたいなのを作っていて汚職が摘発されかけた時もあって、それをそのまま国防相に持ってきたという側面がある。
2024/05/14 BS日テレ[深層NEWS]
異例・戦時下で国防相交代の背景は?ショイグ氏は安保会議書記に任命 事実上の更迭。形の上では格上げだが、ショイグ氏に任せていては今の軍事革命が進むウクライナでの戦線と今後NATOとの対立が深まる状況などを考えると、プーチン大統領としては軍の近代化、ドローンなどの軍事革命への対応というものに新しい人事ということで経済専門家のベラウソフを充てて長期戦に備えるということを強く感じる人事だった。
2024/05/14 BS日テレ[深層NEWS]
米国が伝えた“重要なメッセージ”支援どうなる? ゼレンスキー大統領にとっては非常に気になるのは、欧米のメディアによってウクライナの状況について否定的な報道が続いていること。今後米国の支援がどうなるかということをウクライナ側は非常に気にしている。ロシアへの制裁が米国の期待ほど効いてないという現実もある。この冬の間にどう戦略を練り直すのかが(ウクライナ側に)問われている。
2023/11/20 BS-TBS[報道1930]
<ワールドEYES>特集・中東めぐる・ロシアの外交戦略 ロシアの外交は中東においてあらゆるプレーヤーと良好な関係を維持していくというバランス外交が本質。特にイランとサウジアラビアとの関係の両立を重視しており、両国が近づいていることは好都合だと考えている。ロシアは来年、BRICSの議長国でイラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプトという中東の主要なプレーヤーを新規加盟国に加えた拡大BRICSの首脳会議を主催する。こうした機会を利用して中国とともにイラン、サウジアラビアとの協力関係を含めてパレスチナ問題でも政治的な動きを仕掛け、米国の影響力低下を狙ってくる可能性がある。
2023/11/15 NHK総合・東京[キャッチ!世界のトップニュース]
<ワールドEYES>特集・中東めぐる・ロシアの外交戦略 プーチン大統領にとって米国の関心がウクライナからイスラエルに移ることは好ましい状況であり、軍事支援が滞る事態を待ち望んでいる。世界中に不安定を広げているのは米国だというレトリックで米国批判を続け、反米感情を拡散しようとしている。
2023/11/15 NHK総合・東京[キャッチ!世界のトップニュース]
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