【あの一言】
後藤謙次の発言まとめ
なぜ?“石破総理には有利”少数与党でも…野党協議は 石破総理はこれまでの自民党の流れとは対極にあった人なので、一強体制でこれまで埋もれてきたが、穏健な多党制で野党と議論をしながら物事を前に進めていくことで、むしろ石破総理の強さが発揮できるのではないか。
2024/11/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
「納得と共感」!?石破新政権発進も難題山積 岸田さん、森山さん、自民党事務局の三者でできるだけ早く選挙をやる。これに公明党も参加をした。言ってみれば小泉進次郎さんの政権を想定して作った日程だった。小泉さんも総裁選の最中から「すぐに選挙だ、選挙だ」と言っていた。ところが石破さんになってしまった。言うなれば進次郎さんに合わせて作ったスーツを無理やり石破さんに着せてしまった。だから前ボタンはとまらないし、足がもつれてしまうのは無理もないが、この日程はもう動かせないというのが自民党の権力基盤を持っている人達の発想。
2024/10/06 BS朝日[激論!クロスファイア]
“解散総選挙”・政権交代への戦略は 自民党は今、選挙を非常に急いでいる。これは危うい賭けになる。総裁選には茂木幹事長も立候補していて選挙準備をほとんどしないままに新体制に行き、一気に(総選挙を)やれるのかという話。しかも、争点の設定が非常に難しい。野党側は「政治とカネ」の1本で追及できるが、自民党でそれに対抗しうる、国民を納得させるような争点となりうるような政治を提示できるかどうか、その議論もないまま突っ込んでいけば危うい賭けに終わるだろう。
2024/09/24 BS-TBS[報道1930]
立憲民主党は野田新体制 代表選の前から立憲の間では野田さんと枝野さんの一騎打ちになったら困るという話があった。とにかく両者で話し合いをさせて一本化しようという動きがあった。ただ結果として、まさに野田枝野対決になってしまった。票数にもそれがそのまま表れてしまった。分裂の芽を残したままとなった。ほとんど刷新感がなく、野田さんが突出した政党であり、組織力というより野田党というのが新たに立ち上がったと言ってよい。自民党が見ているのは立憲というより、野田さんの存在感、発信力が最大の脅威でもあり、標的になっている。
2024/09/24 BS-TBS[報道1930]
“派閥なき”自民党総裁選・水面下で派閥の動きは とりわけ総裁選は数が勝負で、派閥けしからんと言いながらむしろ派閥の基礎を持てた人の方がはるかに有利な展開をできるという意味では非常に矛盾に満ちた総裁選が展開される。一貫して派閥に反対してきたが、逆説的に今最も派閥的な動きを進めているのは菅さんと言って間違いない。
2024/09/01 TBSテレビ[サンデーモーニング]
長期政権?岸田総理の作戦は… 岸田総理が訪米から帰国したあと、急速に空気が変わってきた。それまでは6月解散というのが憶測を呼んでいたが、解散なしで総裁選に臨むというところに方針転換があったのではないかと思われている。ひとつには支持率が依然として上がらないこと。もうひとつは世論調査を見ていると、政権交代を望むが半数以上であること。内閣改造、党役員人事をやった上で総裁選に臨むのかもしれない。
2024/04/22 BS-TBS[報道1930]
<NEWSドリル>岸田総理と茂木幹事長・裏金問題の対応で相違か 自民党の意思決定システムが完全に崩壊してしまった。この立て直しには相当な時間がかかる。岸田さんに残された手立ては総理のクーデターしかない。何の議論もないままに派閥は解散しましょうとか、政倫審にみんなが出てこないなら俺が先に出ようというのはそういう傾向の中で起きたこと。
2024/04/01 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
<風をよむ>派閥とカネ 長期政権のあとにひずみが生まれる。(これぐらい)大丈夫だろうという安易な気持ちがはびこってくる。自由度の高いお金を手にしたいと今回のパーティ問題が浮上したというのもある面で必然的な結果。
2023/12/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
岸田総理に問う・増税で信を問うのか 宏池会は軽武装、経済優先、しかも、爆心地出身の国会議員であり、総理大臣ということでこの期待感というのは非常に大きい。その期待感と現実に起きている岸田政治のありようというものに大きなギャップを(地元の有権者は)感じている。
2022/12/27 BS-TBS[報道1930]
岸田政権“黄金の3年間”のはずが… 支持率の低下により(岸田総理の)求心力がどんどん失われている。国会もにっちもさっちもいかない。10月3日に国会を招集し、1か月経つのに法案成立はゼロ。これはあり得ないこと。国会対策も、党内運営もうまくいかない。岸田総理は人を使えずに自分が出て行き、全てをやっている。「岸田総理はそろそろ終わりではないか」みたいな話があるが、それはないだろう。岸田総理は個人的には政権維持について強い執念を持っており、古い話になるが三木おろしがあっても三木総理がやめなかったので、三木内閣は任期満了まで持ちこたえたと思っている節がある。さらに言えば自民党の中では岸田派を除き、全ての派閥が問題を抱えており、岸田おろしのエネルギーはまったくない。
2022/11/01 BS-TBS[報道1930]
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