【あの一言】
田中浩一郎の発言まとめ
緊迫・イランへの“核関連施設”攻撃は?バイデン政権と対応協議 イスラエルが核施設を狙う可能性も捨てきれない。なぜかというと昨年のハマスの攻撃を受けた翌日に報復を始めた時点から既にイスラエルは紛争の拡大や拡散を狙っていたように見える。ある種、抑制的に対応してエスカレーションを避けようとする米国、イラン、ヒズボラなどとは最初から逆の方向を向いていた。むしろヒズボラ、イランも巻き込みたかった。拡大した暁には米国がイスラエルと共に戦い、場合によっては欧州の国々も出てくる。それによって最終的にはハマスだけでなくヒズボラ、イランを全て無力化したいという壮大な計画をそもそも持っていた。千載一遇のチャンスを得たイスラエルが今後核関連施設への攻撃を一切行わないというのは考えにくい。
2024/10/08 BS日テレ[深層NEWS]
緊張高まる中東情勢とガザ停戦の行方 米国からの兵器輸送の軍用機がベングリオン空港に降り立っている。つまり米国も表向きは停めろと言いつつも別に停戦になると思っていないし、圧力をかける用意もたぶんない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]
緊張高まる中東情勢とガザ停戦の行方 イランは面子を潰されたので報復をやらざるを得ないが、戦火が拡大すると最終的にはイスラエルを利することになり、うかつにはやりたくはない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]
緊張高まる中東情勢とガザ停戦の行方 イランに対する(アラブ諸国の)反応はわりと冷ややか。特にOIC(Organisation of Islamic Cooperation)の外相レベルの会合で当事国であるサウジアラビアは外相を出さなかったし、エジプトも出さなかった。残りの国々とイランとのやりとりの中で一応イスラエルを非難するということなどについては最終声明が出たが、イスラエルに対し強い対応をイスラム世界でとるという合意はできていない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]
イランの報復攻撃はいつ?規模は? イランは前回よりもかなり烈度を上げることをいとわないだろう。4月のイランの報復攻撃時は全面戦争にしたくないということで非常に抑制的なものだった。あの時、抑止力を当初回復したはずだったが、それが回復できておらず、暗殺事件のようなものをイスラエル側がやることになってしまった。そうなると、よりはっきりとした強いメッセージを発しないとイラン自体の安全を守ることができなくなっている。
2024/08/05 BS-TBS[報道1930]
<徹底解説・ニュース最前線>軍事衝突の回避は?イランが報復宣言 ペルシャ湾、ホルムズ海峡というのは石油の関係で重要なエリアになっているが、今も95%の石油は相変わらずここを通ってきている。その点においては日米関係がどれだけ重要でも、こと中東・ペルシャ湾の情勢に関しては日本と米国の利害というのは対立してしまう。それを承知の上で(日本は)この地域に対する外交を考えるべき。
2024/08/04 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
特集・「単独でもラファ侵攻」イスラエルなぜ強硬? ネタニヤフ首相にとって一番やりづらいのは人質家族から突き上げを国内で受けること。これが世論にどういう形で影響を与えるかによっては、彼自身や、政権の行動を縛ることにもなりかねない。極右政党は休戦に応じれば閣内から離脱するということで脅しをかけている。ネタニヤフ首相が権力の座に留まろうと思えば、その要求には応じざるを得ない状況。
2024/05/11 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
中東緊迫化「報復の連鎖」か…戦闘拡大は 武装組織などは動くとしても、国としてイランの側に加勢する国はおそらくないと見られる。もっぱら撃ち合うのはイランとイスラエルで、そこに米国などが割って入るという形だと思われる。
2024/04/15 日本テレビ[news zero]
中東緊迫化「報復の連鎖」か…戦闘拡大は (イスラエルによる反撃は)あると思っている。イスラエルは攻撃を受けたりしたら、それに対して10倍100倍返しすることで相手をそれ以上あるいは今後とも攻撃をさせないようにするというある種の非常に強い力と意思を見せることを旨としてきている。さほどの被害を受けなかったとはいえ、イランがこういう攻撃能力を持っているということを誇示したわけでもあるのでイスラエルがやはり行動を起こすことは私は必然ないしは必至だと思っている。イスラエルとしては敵に国家本土にこのような攻撃を受けたということをそのまま放置しておくということはできない。
2024/04/15 日本テレビ[news zero]
中東緊迫化「報復の連鎖」か…戦闘拡大は バイデン大統領が「これで終わりにしろ」というようなことを言ってはいるようだが、この10月7日以降、ガザに対しての攻撃などを見てもネタニヤフ首相はほとんどバイデン大統領の言うことを聞いていない。今回のケースはまさにイスラエルが被害をまた受けたということでもあり、これで行動を起こさないリーダーというふうに見られたくないネタニヤフ首相は政治家としては(米国の言うことを聞くというのは)なかなかできない。
2024/04/15 日本テレビ[news zero]
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