【あの一言】
田中泰臣の発言まとめ
“ゲームチェンジャー”に?極超音速ミサイル・日本の対応は 米国も極超音速ミサイルの開発を急いでいるが、実戦配備には至っておらず中国やロシアに比べて遅れを取っている。防御のため、ミサイルの探知や追尾を可能にする手段として米国が開発に力を入れているのが衛星コンステレーション。来年度、実証機を打ち上げ、2024年度以降150基程度を配備するとしている。日本も導入の是非を検討。防衛省は米国との連携も念頭に検討を進めるとしている。
2021/11/18 NHK総合・東京[時論公論]
“ゲームチェンジャー”に?極超音速ミサイル・日本の対応は 安全保障の世界では、戦闘のあり様を一変させる技術の進展をゲームチェンジャーというが、プーチン大統領は極超音速巡航ミサイル・ツィルコンを来年にも配備すると発表。中国は東風17を開発。米国国防総省の報告書では、去年から運用を開始していると指摘。北朝鮮も発射実験を初めて行ったと発表。極超音速ミサイルは低い軌道を滑空し目標に到達する。高さや方向を変化させることができる。各国が開発や配備を急ぐのは、探知や迎撃が困難とされているから。中国やロシアからすれば、日本と米国の防衛網を突破する能力を持ち、米国に対し、また地域で軍事的優位に立つ狙いがあるものとみられる。
2021/11/18 NHK総合・東京[時論公論]
岸田新政権・目指すものは 岸田総理は勝てるタイミングで選挙を行って乗り切りたいのではとの見方もある。岸田総理は、与党で過半数が勝敗ラインとしているが、上積みできればできるほど求心力が高まり、より安定した政権運営をできるようになる。一方の野党は具体的な政策を示し与党との違いを際立たせようとしている。その1つが消費税。岸田総理が税率の引き下げは考えないとしているのに対し、野党4党はそろってコロナ対策として時限的な引き下げを主張していて争点の1つとなりそう。政権発足から1か月足らずで行われる衆議院選挙。有権者は、新政権の力を十分に見極めることがないまま投票を迎えることになる。
2021/10/08 NHK総合・東京[時論公論]
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