【あの一言】
瀬口清之の発言まとめ
特集・中国・貿易戦略の脅威・欧米の対抗策は 米国は小さな庭で高い壁を作るという恰好で経済安保をやっていると説明している。しかし米国内においてもこれは小さくないとの意見が広がっている。もう庭ではなく公園の規模になっている。これには大統領選挙がかなり大きく影響していることは誰も指摘するところ。長期的には国家安全保障のために米国の飛びぬけた経済優位性を崩されたくないという気持ちが米国の中では強い。米国だけが中国を非常に脅威に思っている部分がもともと存在するし、長期的に存在する。中国市場とうまくやっていきたいヨーロッパや日本の企業の立場、政府の立場とは相いれない部分がある。G7の中でもそこをどう調整していくのかが、難しい問題になっていく。
2024/06/08 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
“失速”中国経済の実態と習政権の思惑 中国政府が生産を無理してやらせており、企業の収益がどんどん悪化している。本当であればものすごく伸びているはずのEV、太陽光パネルもみんな収益が悪くなっている。それは政府が必要以上につくらせ在庫がたまっているから業績が悪い。だから株価も下がる。不動産も悪い。
2024/02/11 BS朝日[激論!クロスファイア]
激論!中国経済低迷・日本・世界への影響は? 中国人の友人たちと話すと科学的根拠の話を全く知らない。米中関係は改善の余地がないが、日本がそこ(米国)にくっつきすぎているということが今回の処理水の意趣返しとしてやられている。
2023/09/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
日中関係への影響は?半導体分野で輸出規制強化 (先端半導体分野23品目の輸出規制では)米国の方がメインであり、日本の規制は低めだったのでそんなに極端な影響はないと言われていたが、ここにきて日本が採用した対象品目が米国より広かったので中国はショックを受けている。米国は表面的には厳しいふりをして、中身は運用を緩めているのではないか。日本も手加減しながらやらないと損をする可能性がある。
2023/08/07 BS朝日[激論!クロスファイア]
米中対立より先鋭化!現状・戦略・行方を探る 台湾の人たちが米国に対する不信感を持ち始めた。去年の夏、ペロシ下院議長が台湾を訪問するまでは米国が台湾を守ってくれると歓迎していた。ペロシ議長とのいろいろなやり取りを聞いているうちに、中国を挑発するために台湾を道具として使っているのではないかという不信感が台湾の人たちに広がってしまった。彼らは「自分たちの今の状態を保つためには米国に刺激してもらっては困る」と考えている。もし米国があまり強く出過ぎると国民党が来年1月の総統選挙で勝ってしまう可能性があるが、そうなるとすべての米国のシナリオは崩れてしまうため、マッカーシー下院議長は台湾訪問をやめた。
2023/04/16 BS朝日[激論!クロスファイア]
米中対立より先鋭化!現状・戦略・行方を探る 米国の非常に親しい友人が「ワシントンの町はイデオロギーと感情に支配され、言論が封殺され、マッカーシズムの状態に陥っている」と言った。赤狩りと同じように中国狩りみたいな感じになっている。これは1人の意見ではなく何人もの人が同じことを言っている。
2023/04/16 BS朝日[激論!クロスファイア]
TPPにEUも?中国の加盟は… 米国は中国に対しエンゲージメントで西側に近づけようとした。それはEUも同じだったし、日本も同じことを考えていた。米国は、それは無駄だったと今では全面否定している。ところがEUは今も全然諦めていない。中国を世界のスタンダードに近づける一番いい方法はTPP加盟。中国がTPPに加盟するために中国はグローバルスタンダードの透明・公平な貿易投資制度に合わせざるを得なくなるからである。
2023/04/07 BS-TBS[報道1930]
激論!ド~する?!“台湾有事”の防ぎ方 台湾の人たち自身が米国の挑発に対して非常に警戒感を持ち始めている。潮目の変化が出たのはペロシの台湾訪問以降。それまでは米国の台湾保護に対し非常に感謝をしていた。ところがペロシの訪台以降、どうも米国の目的は台湾を守る事ではなく、中国を挑発するための道具として台湾を使っているだけなのではないかという危惧が急速に広まった。今、その意見が非常に強くなっていて、新しく下院議長になったマッカーシー下院議長は『自分も台湾に行きたい』と希望していたが、蔡英文総統がこれを断り、自分が米国に行くことになった。台湾の対米不信感というのがでてきている。
2023/03/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
激論!ウクライナ戦争・各国の本音と思惑は?! 中国がロシアに働きかけても米国が動かなければロシアも絶対に動かない。ただ米国と中国は没交渉で、ブリンケン国務長官すら中国に行けない。米中関係がめちゃくちゃになっていて、習近平を批判しまくらないと米国大統領選挙がもたない。そういう中G7の議長国として日本の出番なのではないか。
2023/03/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
先端半導体“生産世界シェア9割”の台湾 中国が、相当な部分まで自国内で開発・生産をするようになってしまう可能性がある。米国の規制は将来的に中国の(半導体の)競争力をかえって高めてしまうリスクをはらんだかなり危ない政策。
2023/01/27 BS-TBS[報道1930]
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