【あの一言】
後藤康浩の発言まとめ
ロシアの侵攻・眺める中国 中国にとって今、一番嫌なのは「同じようなことを中国が台湾でやるのではないか」というふうに、ウクライナ侵攻と台湾問題とリンクさせられること。そういう話が国際的に広がらないように意識している。
2022/03/03 BS-TBS[報道1930]
ロシアの侵攻・眺める中国 中国にとっては今の環境というのはすごく居心地がいい。米中冷戦が続いてきて、米国の強い圧力を中国は受けてきたが、その前にロシアが盾となって入ってくれて、米国の圧力は全部ロシアに行っている。そのロシアに対し中国はウクライナ侵攻を支持すると言っている。中国がロシアから欲しいのはエネルギーと食料。原油の国際価格としては1バレル110ドルを超えるところまで来ているが、中国向けのロシア産原油の輸出価格は大幅にディスカウントされ国際相場よりも15ドルも安い値段で中国が引き取っている。ロシア原油が売れなくなればますます安く引き取るということなるし、余剰のガスも中国が引き取るという話になっている。
2022/03/03 BS-TBS[報道1930]
皆さまからのご意見・ご質問 習近平国家主席は共産党体制を強化し、より確実なものにしていこうとしている。そのために国内では国有企業の力を回復させる一方で、アリババ・ジャックマーらを押さえつけるというのは1つの方策でもある。対外的にはRCEPなど海外の枠組みを使いながらより影響力を拡大していこうとしている。
2021/11/08 BS-TBS[報道1930]
「東京五輪を支持」のウラの思惑 SWIFTは米国が非常に勢いがあった時に作った国際通貨体制。その当時は米国に対して文句を言う国はなかった。その後、米国の力も相対的に落ち、今、中国の力が非常に強くなってきている中でSWIFT支配に対し、中国が異議を唱えている。SWIFTを通じて資金を動かすとすべて米国に動きがわかってしまうので、中国としてはチェックされない部分での取引きをしたいという思惑が根底にある。
2021/06/25 BS-TBS[報道1930]
|