【あの一言】
小山堅の発言まとめ
高騰どこまで?・家計クライシス「光熱費」 全てのエネルギー源が同時に上がっていて、これまで我々が経験したことがないエネルギー危機の状況になっている。エネルギー価格が過去最高値を更新するような流れになっても不思議ではない。
2022/08/19 BS-TBS[朝一番BS-TBSニュース]
日本のLNG事情・代替調達の難しさ・争奪戦も この冬に向けて、日本が必要な量を豪州、米国がすぐに出せるのかというと、なかなかそう簡単にはいかない。豪州は伝統的なLNGの輸出国の代表だが、基本的に長期契約で安定的に売り手と買い手の間が結ばれている。そこに日本がたくさん欲しいと言っても簡単には買えない。一方で、米国は短期的な取引で非常に供給が柔軟だが、今回のロシアの問題で困っているEUが米国からLNGをどんどん買っているため、ここで日本が、欲しいと言えば、競争になって、非常に値段が上がってくる。石油と異なり、LNGは基本的に供給の余力、すぐに生産を増やすということがなかなかできない。LNGには備蓄もあまりなく、備蓄するにもお金がかかる。
2022/07/16 NHK総合・東京[サタデーウオッチ9]
日本のLNG事情・輸入率8.8%の重さ 日本の総輸入量に占めるLNG輸入量の割合8.8%というのは、パーセントだけでみるとそれほど大きくないように見える。実は、昨年、中国に抜かれるまでは、日本は世界一のLNG輸入大国だった。数量で言うと大体600万トンぐらいのLNGをロシアから輸入していることになる。万が一、この数量に問題があったときには、簡単に手に入るような数字ではない。
2022/07/16 NHK総合・東京[サタデーウオッチ9]
特集・バイデン政権・気候変動対策は 省エネも頑張らなければいけない。エネルギーの価格は消費者にとって上がっていく。日本の産業や製造業をどうやって守るかもエネルギー政策の重要なポイントになる。
2021/10/30 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
特集・温暖化ガス排出目標・日本の設定値は低い? 世界が気候変動対策を強化している。特に米国がバイデン政権になってから一気に流れが変わった。ただしカーボンニュートラルや30年に何%と(目標数値を)言ってもそれをどうやってそれを担保するのかがこれから問われてくる。
2021/10/30 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
OPEC減産合意をどう見るか 石油輸出国機構OPECが、8年ぶりの減産合意でニューヨーク市場のWTI原油価格は上昇に転じた。9月末のアルジェリアでの総会で減産を発表したOPECだが、その後、国別の減産割り当てを巡って難航した。特に難航したのがサウジアラビアとイランの調整。イランは当初、増産に意欲を見せていた。サウジアラビアとイランの両国間で合意が成立するかが鍵だった。サウジアラビアはロシアの協力を得て合意を取り付けた。ナイジェリア、リビアは減産の枠組みから外れた。インドネシアはOPECのメンバーシップを一時停止し枠組みから外れた。
2016/12/14 NHK総合[視点・論点]
OPEC・減産計画の行方 OPECの石油減産計画。本当にOPECやロシアなど他の主要産油国が減産を実施するのかどうか。おそらく国別の生産枠や減産目標を定めることは容易ではない。原油価格が50ドル台で一進一退となる中、OPECにとって重要なライバルとなる米国のシェールオイルの生産がどうなるかにも市場は注目している。原油価格が上昇する動きを見せれば、シェールオイルが息を吹き返し再び生産拡大に向かうかもしれない。今後の原油価格を占ううえでOPEC、なかでもサウジアラビアの政策に注目していくことが最も大事。
2016/10/20 NHK総合[視点・論点]
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