【あの一言】
宮本雄二の発言まとめ
中国“偵察気球”撃墜の余波・侵入の目的と中国の主張 このタイミングでこういうことをする。間違いなくブリンケン国務長官が行けば米中関係が改善していた。米中の方向に対して不満を持つ人たちが自分たちの範囲内でやった。そういうことも考えざるを得ない。
2023/02/06 BSフジ[プライムニュース]
プーチン×習近平・対面会談「ウクライナ情勢」ロシアの事情 中国が経済的に貧しく、軍事大国にもなれない時代は1発でも10発でもとにかく米国に届く核兵器さえ持っていれば抑止力になった。これが、ドゴールが唱えた最低核抑止戦略で、この考えでフランスも核兵器国になった。しかし、中国の軍部は「最低核抑止戦略ではだめで、もう少し核を持つべきだ」という米国やロシアの軍人の影響を大きく受け始めている。
2022/09/16 BSフジ[プライムニュース]
プーチン×習近平・対面会談「ウクライナ情勢」ロシアの事情 核の恫喝でとどまっている間は核の色々な議論は成り立つが、その前提はあくまで核を使わないということ。やるかやらないかというところが一番重要であり、1度使ってしまうと止まらなくなる。それをロシアはやろうとしている。そうした場合は人類社会に大変な影響を与えてしまう。実際に使われる核に対して中国は物凄く神経質。
2022/09/16 BSフジ[プライムニュース]
プーチン×習近平・対面会談「ウクライナ情勢」ロシアの事情 中国も核兵器国であり、今のNPT核不拡散体制、核レジュームについて中国は基本的に支持している。ロシアが核をウクライナで使うとなればそれを全面的に壊すことになるので、中国が支持するはずはない。その結果、西側と中国の関係も更に悪化する。そういう時に中国がロシア寄りを維持していくのは難しくなってくる。
2022/09/16 BSフジ[プライムニュース]
習近平“盤石でない”これだけの理由 中国国内、党内の不満は確実に高まっているが、そうした不満がすぐに政治の中に反映されないというのが中国の仕組みで、習近平政権は表面的には安定しているように見える。それを覆すような大きなガス爆発的なものが起きれば、局面は大きく変わる。1つは経済問題で、今、コロナを党大会前にゼロにしたいが、そうならずにまた変異種が入ってきてさらに広がった場合、経済に影響を及ぼし、国内に反発が出始める。もう1つは対米関係。一番の懸念は台湾海峡。中国海軍が大胆な活動をし、米国が反感を持つと海南島事件に近い事案が起きる可能性もある。そうなった時に習近平政権はどう米国に対応するのか。この2つが習近平政権のアキレス腱となっている。
2022/07/01 BS-TBS[報道1930]
皆さまからのご意見・ご質問 中国共産党は習近平国家主席の父親たちが作った。それを習主席は自分達の世代でさらに強化し、望む中国を作ろうとしている。
2021/11/08 BS-TBS[報道1930]
影差す中国経済の伸び 現在の中国で一番経済論理に合った発言をしてきたのが劉鶴副首相で、「ケーキを大きくしないと分配するだけでは14億人では分けきれない。ケーキを大きくすることが必要」というある意味まともなことを言っている。
2021/11/08 BS-TBS[報道1930]
天安門事件後のG7アルシュサミットで… 天安門事件は問題だったが、そこまでせっかく作ってきた(日本と)中国との関係を悪くするのはいかがなものかというのが、その当時の(日本の)主流の考え方だった。それを踏まえて日本政府は動いたというのが正直なところ。その時、宇野首相が明確なリーダーシップで中国の孤立化を避けるために動いた。
2021/10/28 BS-TBS[報道1930]
津軽・大隅など5海峡・なぜ“領海3海里”か 国際法の中に“国際海峡”という概念がある。狭いが、自由に通れるようにしておいた方が国際社会にとってプラスになるという考え方。例えばトルコのボスポラス海峡も国際海峡。したがってトルコはそこを取り締まることができない。そういう海峡が世界にいくつかある。この考えはもともと沿岸国の権利を抑え込もうという海洋大国・英国、フランス、米国のできるだけ広く航行の自由を広げようというという考え方から来ている。海洋大国としては航行できる海域をできるだけ広げたい。航行の自由作戦というのはまさにそういう考え。だから米国は台湾海峡にも出て行く。
2021/10/28 BS-TBS[報道1930]
徹底分析・中国情勢・日本はどう向き合う? 中国はこれまでの状況を続けたかったが、経済安全保障分野でのデカップリングを含めて、それができなくなった。米国がこれを全面的にやってきて、連動する国が世界中に増えてきたために、できなくなった。今度は中国自らデカップリングをやり始めたが、デカップリングの動きが双方で加速されることが心配。
2021/07/04 NHK総合・東京[日曜討論]
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