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スペシャル あの一言
2024年11月24日(日)
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【あの一言】
大林ミカの発言まとめ
84パーセントが再エネの国デンマーク
世代間の問題、あと社会の仕組みの問題、経済の仕組みの問題、既得権益の方々の産業がまだ日本の社会の中では力を持っているのでなかなか転換しないということがある。欧州の議論の中では気候危機を語るときに「ジャストトランジション」という、公正な移行という議論があるが、これは経済でダメージを受けるところの人々に再トレーニングを行い、誰一人取り残さずに再エネの産業に移行させていくという概念。日本ではそういった雇用の転換、エネルギーの中身の転換の議論が遅れている。
2021/10/27 BS-TBS[報道1930]

84%が再エネの国・デンマーク
デンマークは日本と同じように9割のエネルギーを輸入に頼る国だった。石油ショックが起き、日本と同じように大打撃を受けた。その時に3つの大転換をした。1つ目は省エネをどんどん進めたこと。2つ目は北海のガス田を開発していったこと。3つ目は自然エネルギー、特に風力発電に大きく力を入れていったこと。その70年代から発展してきたデンマークの自然エネルギーの技術というのが今の再エネ技術の輸出につながっている。特に洋上風力に関してオーステッドは世界でトップの企業になった。
2021/10/27 BS-TBS[報道1930]

課題・再エネ・日本進まない理由“送電網の整備”
日本の送電網をエリアごとではなく、広域に整備できれば安定供給を確保しながら、再生可能エネルギーの大量導入が可能となる。送電網を一体的に運用することによって需要もバランスできる。太陽光や風力が発電し過ぎた時は蓄電池で吸収することが柔軟性を高めるひとつのやり方。余ったときにはそれで水素を作り、合成燃料を作っていくという形で2050年に100%自然エネルギーを入れても有効利用ができる。
2021/10/20 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

再エネ・世界1位の発電量・中国政府後押し
中国は再エネを産業とし、世界でリーダーシップを取ろうとしているのが明確。昨年新しく導入された世界の発電施設の8割が自然エネルギー、そのうち半分以上は中国で導入されている。
2021/10/20 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

再エネ・ドイツ46%・火力下回る・発電コスト
デンマークの再エネ目標値は100%。他にもスペインが2030年に74%、英国が68%など多くの国では国が主導する形で高い目標を掲げている。
2021/10/20 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

日本・再エネ・2030年目標・36~38%上方修正
現状では日本の電力の約20%近くを再生可能エネルギーで賄っている。10年前は10%だったので拡大してきている。特に新型コロナウイルスの影響でエネルギー消費が減る中、化石燃料や原子力の消費が減り再エネの発電のみが世界的にも増えている。日本も例外ではない。
2021/10/20 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

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