【あの一言】
ユヴァルノアハラリの発言まとめ
<風をよむ>~ベラルーシにみる強権政治~ 権威主義が支配する政治体制は短期間で決定を行い、その決定を断固とした形で実行することができ、妥協の必要もないという優位点がある。社会全体のコンセンサス、合意が存在しないため、体制側は常に自分達の生き残りのことだけを考えている。
2021/05/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]
<FT Today>歴史家・ハラリがコロナ禍を語る パンデミックの性質が変わりつつある。歴史的にパンデミックは制御できない自然災害から、科学の進歩によって、人災とみなされるようになった。自然災害ではなく(人間の)失策の結果と見做されるようになった。世界政府樹立には反対で、うまくいくはずもないし賢明でもない。世界の政府を統合するよりも各国が協力する方が望ましい。各国が共通の利益のために協力すべきで、国益追及と国際協力の間に矛盾はない。健康とプライバシーでは人は常に健康を優先する。しかしこの比較自体が間違ったものではある。どちらかを選ぶ必要などない。
2021/04/09 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
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