【あの一言】
イアンブレマーの発言まとめ
<ワールドEYES>特集・イアンブレマー氏・混迷の世界を語る (秩序なき世界で)日本に求められているのはルールや法律が確実に守られるよう世界で大きな役割を担うことだ。日本が成功するためにも日本こそが安定した一貫性のある国際秩序を必要としているはず。日本の総理大臣は明確な世界観を持ち、それをしっかりと世界に示さなければならない。
2024/10/28 NHK総合・東京[キャッチ!世界のトップニュース]
<ワールドEYES>特集・イアンブレマー氏・混迷の世界を語る 紛争の凍結もありえるが、ウクライナが奪われた領土を取り戻せるとは思えない。ロシアがウクライナの土地を占領するのは不当なことであり、公正な解決策にはならない。だが、ウクライナの軍事力は十分ではなく、現在のレベルで戦闘を続けたり支援を受け続けたりすることはますます難しくなる。ロシアはウクライナより広大で経済も、軍の規模もずっと大きい。しかも何の処罰も受けずに行動している。残念だが、できることはウクライナへの侵攻を許してしまったような過ちを繰り返さない方策を考えることだけだ。
2024/10/28 NHK総合・東京[キャッチ!世界のトップニュース]
<ワールドEYES>特集・イアンブレマー氏・混迷の世界を語る ガザでは鎮静化の兆しは既に見てとれる。死者の数を見てもここ数か月は4万人台となっている。なぜならばイスラエルにはもはや攻撃する標的すら多くは残されていないからだ。すでに多くの指導者を殺害し、トンネルを爆破し、ミサイルや兵器の保管場所を破壊した。ある時点で、イスラエルの大規模な軍事作戦は終了した。ただしテロリストを見つけたら攻撃する権利は保持すると一方的に言いだす可能性が高い。レバノンについては、まだそこまでには至っていないが数週間から数か月以内に同じ状況になるだろう。
2024/10/28 NHK総合・東京[キャッチ!世界のトップニュース]
<ワールドEYES>特集・イアンブレマー氏・混迷の世界を語る 戦闘が止まっている間にウクライナの安全を保障する措置をとることは可能だ。ウクライナ国内に西側諸国の部隊を派遣したり、ウクライナのNATO加盟が実現したりすればロシアが再び攻撃することは防げるだろう。逆に言えばこうした措置が取られない限り、一時休止後にロシアが再びウクライナを攻撃するのを防ぐことはできない。
2024/10/28 NHK総合・東京[キャッチ!世界のトップニュース]
2023巻頭言 世界は平和と秩序を取り戻せるか ロシアは今や6000発の核兵器を持つ「ならず者国家」で世界の豊かな国々との関係は完全に断たれている。これは今後5年10年に渡ってプーチン政権のロシアに災いをもたらしていくことになる。その一方で、欧米と発展途上国の間には溝ができつつある。発展途上国は経済的な問題を抱えており、それはロシアのウクライナ侵攻によってさらに悪化した。コロナ禍で経済状況が悪化した貧しい国々に対する米国の無関心さが欧米との溝を深めている。
2023/01/01 NHK総合・東京[NHKスペシャル 混迷の世紀]
2023巻頭言 世界は平和と秩序を取り戻せるか 米国はもう世界の警察ではなく代わりもいない。これからより多くのならず者国家の地域的対立を見ることになる。
2023/01/01 NHK総合・東京[NHKスペシャル 混迷の世紀]
2023巻頭言 世界は平和と秩序を取り戻せるか 世界の豊かな国々とビジネスを行いたい中国はロシアのようにはなりたくないと思っている。米国はロシアに軍事支援しないよう中国に警告しているが、これに中国は従い、欧米諸国からのロシア制裁の要請を破っていない。結局、ロシアはイランや北朝鮮に軍事支援を求めに行かざるを得ない。
2023/01/01 NHK総合・東京[NHKスペシャル 混迷の世紀]
<2022年末SP>ウクライナの軍事侵攻“知の巨人”に聞く 核兵器が使用される可能性は私が思うよりずっと高くなっている。来年、日本はG7の議長国を務め、国連の安全保障理事会の非常任理事国となる。日本の重要な役割は法の支配を支持し多国間主義を支持することで国際機関を重んじ、それらが損なわれないようその改革を支援し密接に連携すること。
2022/12/28 NHK総合・東京[おはよう日本]
特集・追い詰められるロシア・核兵器使用の可能性は もしロシアが苦境に陥り軍の損失がかさみ何も達成できないなら最も重大な賭けにでるかもしれない。バイデン大統領は軍事介入しウクライナのロシア軍を攻撃するとロシア側に示唆している。もし都市部が核攻撃された場合、何が起きるか予想もつかない。ウクライナにいるロシア軍は撃滅されるだろう。中立的だった中国、インド、ブラジル、途上国も核攻撃に厳しい反応を示すだろう。
2022/10/05 BS1[キャッチ!世界のトップニュース]
「ワクチン」世界に与えた影響は? 私たちは世界の他の地域とワクチンで十分協力をしていない。ワクチンを提供しても配分させるだけの能力がない。多くのワクチンがアフリカで期限切れになっている。米国に関しては、ワクチン反対派がおり、十分なワクチン接種ができていない。新たな変異株「オミクロン株」が出てきたのも私たちが十分に早くワクチン接種ができていなかったから。6月から今まで17万人の米国人が死亡しているが、これはバイデン政権になってワクチンが十分に行きわたらなかったことが大きい。ワクチンを打ちたくないという人がいたために17万人が死に至った。
2021/12/16 BS日テレ[深層NEWS]
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