【あの一言】
ロシア“潜水艦戦略”最新動向
東大先端研准教授・笹川平和財団上席フェロー・小泉悠 これだけ新型原潜が揃ってきて2ヶ月とかのパトロールを常時やっているということは、日本の北側に(原潜が)常時1隻いるという状態を意味している。従来、日本は全面的に南西側中国シフト、あるいは北朝鮮の弾道ミサイル対処ということだけで良かったが、こうなってくると北側にも一定の注意を割かなければいけなくなる。具体的に言うと船や飛行機や人間を割かなきゃいけないってことになる。ただでさえ今日本の防衛リソースが逼迫している中でこれはなかなか厳しい状況にある。人間も増えない中で日本としてどういうふうに対応するのか、非常に強い危機感を持っている。
2024/10/07 BSフジ[プライムニュース]
東大先端研准教授・笹川平和財団上席フェロー・小泉悠 ちょっと前であればお目にかからなかったような新鋭艦がどんどん太平洋に入ってくるようになってきている。9月28日時点の衛星画像ではほぼロシア海軍が持っている原潜の全力が(ロシア・カムチャッカ半島ルィバチに)いる。1隻だけはおそらくパトロール航海中だが、それを除くともうこれだけびっしりいるっていうこと。
2024/10/07 BSフジ[プライムニュース]
|