【あの一言】
特集・石破総理の外交・安保政策・警戒強める?米国の反応
政策経済アナリスト・ジョセフクラフト 一言で言うと、米国は(石破総理を)歓迎ではなく、警戒している。この(ハドソン研究所への)寄稿は日本の国益にとっては何一つプラスになってはいない。冒頭から米国批判が始まり、中国に対して総裁選前はアジア版NATOは中国を排除するものではないと言っておきながら、寄稿文の中では明らかに中国を名指しして抑止の対象として明記している。核シェアの持ち込みについてもASEAN諸国から(日本の)軍国化が印象づけられるもので非常に不安な政策。
2024/10/05 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・峯村健司 ハドソン研究所は保守のシンクタンクで、ここに寄稿文を寄せることのリスクを本当に考えたのかと疑ってしまう。今回、所信表明で言わなかったのでよかったという話にはならない。例えばインドについてクアッドとアジア版NATOとくっつけた言い方をしているが、これにインド軍の知人は非常に激怒した。インド、中国、米国をある意味敵に回している。これは尾をひくだろう。
2024/10/05 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・峯村健司 石破さんと言えば安全保障だが、今回の政策を見るとその要素が皆無で、岸田政権の外交政策、安倍政権から続いている流れと何も変わらなく全く(石破さんの)特徴がない。アジア版NATOの話を削ぎ落していったら結局、何も残らなかったということ。
2024/10/05 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
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