【あの一言】
小泉氏・日朝“同世代”会議の実現性は・父親同士が会談
キヤノングローバル戦略研究所・宮家邦彦 (同年代という)事実関係は間違いないが、やはり小泉純一郎氏が行った時の日朝関係と、その後、日朝関係がこじれたままになっているという現実を考えると、今の状況はそんなに簡単に会える状況ではない。金総書記の頭の中は自分の政権をいかに維持していくかということであり核を持ち守りに徹している。核を放棄させない限り拉致問題の解決だけでは意味がない。
2024/09/19 BS日テレ[深層NEWS]
キヤノングローバル戦略研究所・宮家邦彦 核兵器の共有が政治的にも軍事的にも抑止力になるという議論が既に欧州では起き具体化している。そのような議論は韓国でも起きている。中国が今や米国の核戦力にどんどん近づいている。いずれ1000を超える。米中ロが3すくみになるということになる。そうなると今までの抑止戦略は大幅な見直しが必要になってくる。その中で(核持ち込みに関する)議論というのは選択肢として考えるべき。
2024/09/19 BS日テレ[深層NEWS]
明海大学教授・小谷哲男 (非核三原則の見直し)は密約の話もあり実際には核が持ち込まれていたことはわかっている。持ち込ませるようにすること自体は問題ないが、今の米国の核戦略、核体制を見た時に日本に持ち込むべき核戦力はない。いずれの戦略核も日本に持ち込ませる必要はない。米国本土または米国本土の近くから発射でき日本にわざわざ持ち込む必要がない。そんなことをすれば運用上かえって難しい事態を招く。拡大抑止の戦略からすればマイナスになる。どこまで米国の核戦略、核体制を踏まえた上での発言なのかわからない。
2024/09/19 BS日テレ[深層NEWS]
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